レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
陰の実力者になりたくて! の感想と評価(良いところ、悪いところ)
陰の実力者になりたくて!
マークダウンで表示連載: 月刊コンプエース
評価: 9.1/10
あらすじ
普段は凡庸なモブとして目立たず生きつつ、裏で『陰の実力者』として暗躍することに憧れる重度の中二病の少年シド。異世界に転生した彼は、適当にでっち上げた『闇の教団の陰謀』という設定で配下の少女たち(シャドウガーデン)と陰の組織ごっこを楽しんでいた。……が、なんとその教団は実在していた!本人はただの『ごっこ遊び』だと思い込んだまま、無自覚に放つ圧倒的な魔力(アイ・アム・アトミック)で本物の闇を粉砕していく。アルファたちの深すぎる崇拝と、本人の究極の勘違いが織りなす圧倒的すれ違い。全世界で大ヒットを記録し、劇場版公開を控える、勘違いコメディの最高峰!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 主人公が中二病全開のノリで行動するだけですべてが現実になってしまう、壮大な勘違いコメディに爆笑できる人
- 適当な発言が深読みされて騒動がどんどん加速していく展開を、ハイテンポに楽しみたい人
- コメディのベースに圧倒的なバトル無双シーンが混在する、ギャップの落差を痛快に楽しめる人
向いていない人
- 同じ勘違いパターンが繰り返されるとマンネリを感じやすく、一気読みで早々に飽きてしまう人
- ヒロインたちが絶対的な忠誠を誓う中で、主人公が仲間をモブ扱いする関係性に物足りなさを感じる人
- ダークな世界観設定があるのに、コメディで有耶無耶にされることで本格的な展開を求める人には合わない人
良い感想・レビュー
- 俺、主人公シドが自分を「クールな黒幕」に見せるためだけに全力で放つ、厨二病全開の「アイ・アム・アトミック」の圧倒的威力にガチで惚れた。彼のぶっ飛んだエゴと、無自覚な無双のギャップが面白すぎる。
- ただのチートものじゃない。「シドはただのごっこ遊びだと思っているのに、敵の教団は100%実在していて、部下たちは彼を聖者と崇拝する」完璧なすれ違い劇が最高。ここまで精緻に作られた勘違いコメディはない。
- 坂野杏梨先生の描く、シャドウガーデンの美少女たち(アルファやベータ等)の、シドのデタラメな発言を「深謀遠慮」と崇めるおバカな表情が凄く可愛い!戦闘シーンの格好良さと、ギャグのキレが抜群。
- 原作小説の少し長くてくどいシドの独白を、非常にテンポ良くコミカルなマンガのコマ割りに再構成しているのが素晴らしい。お洒落でスタイリッシュな中二病のバトルアクションとして、完璧な出来栄え。
- 劇場版アニメ『残響編』の公開を前に、最新14巻での「無法都市編」や日本への一時的な帰還など、さらにスケールアップしていく展開に大興奮!シドのブレない厨二病精神は、何巻読んでも本当に飽きない。
悪い感想・レビュー
- 主人公のシドが「自分のカッコいい中二病の設定(ごっこ遊び)」のためなら、他人の命や街の被害を一切気にしない極端なサイコパスなのが、僕には少し不快だった。さすがに自分勝手すぎて感情移入しづらい。
- 「シドが適当に言った嘘が偶然本物の敵の急所を突く」というお決まりの勘違いパターンが毎巻ずっと繰り返されるため、一気読みするとさすがにマンネリ。もう少し、彼自身の本当の知略戦や敗北が見たいのが本音。
- シャドウガーデンの女の子たちが「全員が最初からシドを神格化し、手放しで妄想して溺愛する」ご都合主義な逆ハーレムのノリに、冷めた目の私は途中で飽きてしまった。もっとリアルな反発や確執が欲しい。
- 魔力や「アトミック」のインフレが激しすぎて、バトルの緊張感が全くない。どんな強力な魔獣や英雄が出てきても、シドが圧倒的なパワーで一瞬で解決してしまうので、ただのイージーモードの戦闘で退屈。
- 原作のラノベがベースなのは良いが、シドの中二病に付き合って物語がゆっくり進むため、全体のストーリーの進行が遅い。新刊が出るスパンも長いため、途中で中だるみを感じる瞬間がある。
良い感想・レビュー
悪い感想・レビュー
俺、主人公シドが自分を「クールな黒幕」に見せるためだけに全力で放つ、厨二病全開の「アイ・アム・アトミック」の圧倒的威力にガチで惚れた。彼のぶっ飛んだエゴと、無自覚な無双のギャップが面白すぎる。
主人公のシドが「自分のカッコいい中二病の設定(ごっこ遊び)」のためなら、他人の命や街の被害を一切気にしない極端なサイコパスなのが、僕には少し不快だった。さすがに自分勝手すぎて感情移入しづらい。
ただのチートものじゃない。「シドはただのごっこ遊びだと思っているのに、敵の教団は100%実在していて、部下たちは彼を聖者と崇拝する」完璧なすれ違い劇が最高。ここまで精緻に作られた勘違いコメディはない。
「シドが適当に言った嘘が偶然本物の敵の急所を突く」というお決まりの勘違いパターンが毎巻ずっと繰り返されるため、一気読みするとさすがにマンネリ。もう少し、彼自身の本当の知略戦や敗北が見たいのが本音。
坂野杏梨先生の描く、シャドウガーデンの美少女たち(アルファやベータ等)の、シドのデタラメな発言を「深謀遠慮」と崇めるおバカな表情が凄く可愛い!戦闘シーンの格好良さと、ギャグのキレが抜群。
シャドウガーデンの女の子たちが「全員が最初からシドを神格化し、手放しで妄想して溺愛する」ご都合主義な逆ハーレムのノリに、冷めた目の私は途中で飽きてしまった。もっとリアルな反発や確執が欲しい。
原作小説の少し長くてくどいシドの独白を、非常にテンポ良くコミカルなマンガのコマ割りに再構成しているのが素晴らしい。お洒落でスタイリッシュな中二病のバトルアクションとして、完璧な出来栄え。
魔力や「アトミック」のインフレが激しすぎて、バトルの緊張感が全くない。どんな強力な魔獣や英雄が出てきても、シドが圧倒的なパワーで一瞬で解決してしまうので、ただのイージーモードの戦闘で退屈。
劇場版アニメ『残響編』の公開を前に、最新14巻での「無法都市編」や日本への一時的な帰還など、さらにスケールアップしていく展開に大興奮!シドのブレない厨二病精神は、何巻読んでも本当に飽きない。
原作のラノベがベースなのは良いが、シドの中二病に付き合って物語がゆっくり進むため、全体のストーリーの進行が遅い。新刊が出るスパンも長いため、途中で中だるみを感じる瞬間がある。





