レビュー著者: 漫画よしあし
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こどものじかん の感想と評価(良いところ、悪いところ)
良い所
- 最初は単なるロリ系のギャグ漫画かと思っていましたが、子供たちが抱える闇やトラウマの描写が非常に重厚で驚かされました。彼らの必死な生き様に、何度も涙が止まらなくなりました。
- りんのませた言動の裏にある、大人に対する不信感や寂しさが丁寧に描かれていて胸が締め付けられます。青木先生が悩みながらも彼女たちを見捨てずに寄り添う姿に、本物の愛を感じました。
- 私屋カヲル先生の可愛らしい絵柄と、取り扱っているテーマの過激さのギャップが凄まじいです。倫理的に危うい場面もありますが、それ以上に人間ドラマとしての純粋な美しさが際立っています。
- 子供ならではの純粋さと残酷さがリアルに描かれていて、自分の幼少期を思い出して考えさせられることが多々ありました。単なるエンタメを超えた、教育や家庭環境への深い問題提起を感じる作品です。
- 後半に向けてのストーリー展開が非常にドラマチックで、登場人物全員が成長していく姿が本当に素晴らしかったです。最終回を読み終えた後は、何とも言えない大きな愛に包まれた気分になりました。
悪い所
- 小学生と教師の恋愛的な描写が非常に過激なため、生理的な嫌悪感や倫理的な抵抗を強く感じてしまいました。たとえ事情があるにせよ、この設定自体を受け入れることが私には困難でした。
- 描写がかなりきわどいシーンが多く、性的搾取のように見えてしまう場面があるのが非常に気になりました。物語が良いだけに、もっとマイルドな表現に留めておいてほしかったというのが本音です。
- 家庭環境の闇が深すぎて、読んでいて救いようのない絶望感に苛まれる時期がありました。もう少し明るいシーンとのバランスを取ってくれないと、精神的に疲弊して最後まで読み切れません。
- 主人公の青木先生が流されやすすぎて、教師としての自覚や責任感に欠ける行動にイライラしてしまうことが多々ありました。もう少し大人の立場として、凛とした態度で接してほしかったです。
- 物語の着地点が少し無理やりというか、綺麗にまとめすぎているような違和感を覚えました。あれだけ複雑な問題を抱えていたのに、あんなに簡単に解決するものなのかと疑問を感じてしまいます。





