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迷宮ブラックカンパニー の感想と評価(良いところ、悪いところ)
迷宮ブラックカンパニー
著者: 安村洋平
連載: MAGCOMI/月刊コミックガーデン
評価: 8.6/10
あらすじ
働かずに悠々自適な生活を送ることを夢見ていた二ノ宮キンジは、突如として異世界へ転移してしまう。そこは巨大な迷宮を資源として搾取するブラック企業が支配する世界。強制的に過酷な労働に従事させられることになったキンジは、持ち前のずる賢さと口八丁で成り上がりを目指す。迷宮探索、モンスターとの戦闘、そして企業間の権謀術数が入り乱れる中、彼は自由と富を手に入れるために奔走する。
良い所
- 主人公のずる賢さとコミカルな立ち回りが痛快で、予想外の展開に笑わされる。
- 異世界×ブラック企業という設定が新鮮で、風刺的な要素も楽しめる。
- テンポの良いストーリー展開で、次の話が気になって一気に読んでしまう。
- キャラクター同士の掛け合いが軽妙で、ギャグとシリアスのバランスが良い。
- 作画が安定しており、迷宮やモンスターの描写が迫力満点。
悪い所
- 主人公の性格が好みを分け、共感しづらいと感じる読者もいる。
- ギャグが多めで、シリアスな展開を期待すると肩透かしを受けることがある。
- 物語の舞台や設定の掘り下げが浅く感じられる部分がある。
- 同じようなパターンの展開が続く巻ではマンネリ感が出る。
- 脇役の活躍や背景描写が少なく、主人公中心に偏っている印象がある。




