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最終更新日:

魔法陣グルグル の感想と評価(良いところ、悪いところ)

魔法陣グルグル

魔法陣グルグル

完結
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著者: 衛藤ヒロユキ

連載: 月刊少年ガンガン

ジャンル: ファンタジー冒険・RPGギャグ・コメディ

評価: 8.8/10

あらすじ

ジミナ村の少年ニケは、勇者マニアの両親に押し出されるようにして魔王退治の旅へ放り出される。村はずれで出会ったのは、ミグミグ族最後の生き残りククリ。地面に陣を描いて放つ闇魔法「グルグル」を操る、ちょっと不思議な女の子だった。王から勇者と認められた二人は、世界を闇で包もうとする魔王ギリを倒すために歩き出す。腰みので踊り続ける変なおじさん、クサい台詞を聞くとフンドシに変わる風の精霊。行く先々で増えていく仲間はどいつも濃くて、待っているのは笑いっぱなしの珍道中。それでも旅が長くなるほど、ククリの胸でニケへの想いは静かに育っていく。笑って、じんとして、最後は恋がぜんぶ持っていく大冒険!

読む前に確認したい相性

向いている人

  • 子どものころにRPGをさんざん遊んで、ゲームのお約束をいじる笑いにニヤリとできる人
  • ドタバタの笑いの裏側で、少しずつ育っていく初恋がじんわり描かれていく物語に弱い人
  • メタ発言から顔芸や時事ネタまで、手を変え品を変え笑わせにくる密度をたっぷり浴びたい人

向いていない人

  • 巻を追うごとの絵柄やノリの移り変わりが気になって、最後まで同じ調子を求めてしまう人
  • クセの強いおじさんキャラや下ネタ寄りのふざけ方が苦手で、笑いよりも疲れのほうが勝つ人
  • 設定の説明が増えていく終盤よりも、軽く読める短いギャグの連打だけをずっと求めている人

良い感想・レビュー

  • 一生で一番笑ったギャグ漫画かもしれない。序盤のキレの良さは異常だし、終盤も腰と腰がぶつかる戦いで普通に大爆笑した。最後まで笑わせにくる姿勢がすごい。
  • お約束のおじさんキャラに妖精、某国民的ゲームを思わせるツッコミウィンドウまで、吹き出すネタが山ほど転がっている。世界観を壊さずシリアスに切り替わるのにも驚いた。
  • ヒロインがとにかく可愛くて、主人公との初々しい距離感にキュンとしながら、次のページではおじさんのギャグで大爆笑。この甘さと爆笑の同居は何度読んでも色褪せません。
  • 魔法陣を巡る旅がそのまま彼女自身のルーツをたどる道になっていて、想いが少しずつ積み重なる。単発の笑いだったものが恋の物語へ育つ味の変化がたまらない。
  • テンション、語感、すかし、メタ、パロディ、顔芸。漫画でできる笑いを全部ぶちこんでいます。しかも密度を保ったまま話が高速で進むのだから恐れ入りました。

悪い感想・レビュー

  • 序盤のテンポとキレに比べると、中盤あたりから間延びを感じてしまった。ノリが変わって抽象的なネタが増えたぶん、まっすぐなパロディ好きの自分には少しつらい。
  • 絵柄の変わりようが激しい。初期のシュールで劇画混じりのタッチが好きだったので、どんどん丸く可愛くなっていくのは戸惑った。ここは好みが割れると思う。
  • 変なおじさんキャラの割合が高すぎて、画面のアクが強い。下ネタ寄りやシュールすぎるノリが合わないと、しつこく感じて途中で飽きてしまう気がする。
  • 後半は世界の設定や魔法の説明が増えて、軽く笑いたい時には少し重い。ダンジョンの攻略もごちゃついて見えて、ギャグの連打が減ったのはやっぱり残念だった。
  • ゲームのパロディでまっすぐ爆笑できると思って読み進めると、終盤はファンタジーラブコメ寄りの色が濃い。台詞回しの古さもあって、肩透かしを食う人はいそう。

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