レビュー著者: 漫画よしあし
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風都探偵 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
風都探偵
連載: ビッグコミックスピリッツ
評価: 9.3/10
あらすじ
風の街に、再び舞い降りる二人で一人の名探偵。石ノ森章太郎(原作)、三条陸(脚本)、佐藤まさき(作画)が、圧倒的な「W」への愛と、スタイリッシュかつ迫力に満ちた筆致で描き出す、特撮ドラマ『仮面ライダーW』の正統続編。左翔太郎とフィリップ、そして謎の美女・ときめを中心に、風都で巻き起こる新たな怪事件と、ガイアメモリを巡る陰謀。ハードボイルド(自称)な探偵ドラマと、手に汗握るライダーアクションが見事に融合。かつてのファンはもちろん、新たな読者をも魅了する圧倒的な完成度。さあ、お前の罪を数えろ!至高のヒーロー・サスペンス必見の話題作!
良い所
- とにかく『仮面ライダーW』の空気感が完璧に再現されていて、私、原作ファンとして最高に震える素晴らしい没入感を味わいながら夢中になって読み耽りました。最高のヒーロー漫画です。
- 佐藤先生の描く、翔太郎やフィリップの表情、そしてドーパントのデザインが非常に秀逸で、私、一コマ一コマに溢れる『特撮愛』に不覚にも魂を震わせる素晴らしい体験をしました。傑作です!
- 三条先生の脚本が非常に緻密で、僕、読み進めるたびに『そう来るか!』と素晴らしい多幸感と驚きを味わいました。これ以上に『正統』な続編はありません。神漫画!
- 絵のタッチが非常に清潔感がありかつアクションのキレが凄まじくて、私、一コマ一コマからライダーの『躍動感』がダイレクトに伝わってくるようでした。僕にとってこれ以上に『熱い』漫画はありません。最高!
- 読み終わった後のこの清々しくて満足感のある読後感。私、これほどまでに誠実でスタイリッシュな探偵物語に出会えて幸せです。最終回まで二人の戦いを全力で見守りたいです!
悪い所
- 非常に心地よくて面白いですが、原作ドラマを観ている前提での伏線や掛け合いが多いため、僕のような漫画から入った読者には、時々物語のディテールに素直に没入できない瞬間があるかもしれません。予習推奨です!
- 設定は秀逸ですが、物語の展開が時時(原作へのリスペクトゆえに)少し予定調和に感じられることがあり、僕としては時々『もう少し漫画ならではの破天荒な展開も見たい……』という贅沢な不満も少しありました。
- 情報の密度が非常に高く、ガイアメモリの設定やキャラの因縁が複雑なため、私、時時その詳しさゆえに、純粋なエンタメとして没入できない瞬間がたまにありました。僕の勝手な事情ですが、理解力が試されます。
- 一度読み始めると一気に読めますが、僕にとっては少し情報の整理が『重厚すぎて疲れる(設定的に)』部分があり、読了後に本当にどっと疲労感を感じました。私、精神状態が良い時にしか読めません。
- 万人受けする作品だからこそ、僕には少し『深夜ドラマのような特定の型にはまったアクション演出』に寄りすぎているように感じられることがありました。私個人の感性の問題ですが、もう少しドライな現場の厳しさも欲しかったです。




