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日本国召喚 の感想と評価(良いところ、悪いところ)

日本国召喚

日本国召喚

著者: toi8/高野千春/みのろう

連載: ComicWalker/カドコミ

異世界戦記ファンタジー

評価: 8.4/10

あらすじ

現代の日本が突如として異世界に召喚され、魔法や竜が存在する中世的な文明と、第二次世界大戦期相当の技術を持つ国家群が入り乱れる世界に放り込まれる。外交官や自衛隊を中心に、異世界諸国との外交交渉や戦闘を通じて、日本は生き残りをかけた選択を迫られていく。国家規模の異世界転移を描く壮大な戦記ファンタジー。

良い所

  • 国ごと異世界転移というスケールの大きさに圧倒され、読み始めから引き込まれた。
  • 自衛隊の現代兵器と異世界の魔法や竜との戦闘描写が迫力満点で熱かった。
  • 外交交渉の場面が丁寧に描かれていて、単なる戦闘ものではない深みを感じた。
  • 絵柄が緻密で、兵器や戦闘シーンの描写がリアルで臨場感があった。
  • 異世界の国家や文化の描写が細かく、世界観に厚みがあって没入できた。

悪い所

  • 日本が強すぎる描写が多く、展開がご都合主義に感じる部分があった。
  • 登場人物が多く、関係性を把握するのに苦労した。
  • 説明が長くなる場面があり、テンポが遅く感じることがあった。
  • 戦闘シーンが派手な一方で、キャラクターの内面描写が浅いと感じた。
  • 異世界側の国々が類型的で、もう少し個性が欲しいと思った。

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