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100万の命の上に俺は立っている の感想と評価(良いところ、悪いところ)

100万の命の上に俺は立っている

100万の命の上に俺は立っている

著者: 奈央晃徳/山川直輝

連載: 別冊少年マガジン

ファンタジーアクション異世界

評価: 8.7/10

あらすじ

人間嫌いの中学生・四谷友助は、放課後に突如異世界へと召喚される。そこでクラスメイトの新堂衣宇、箱崎紅末と共に“プレイヤー”として命懸けのクエストに挑むことになる。ゲームマスターから与えられる職業や制限の中で、合理的かつ冷徹な判断を武器に仲間と共に数々の困難を乗り越えていく。周回ごとに現実世界の問題を反映したクエストが課され、四谷は自らの正義と向き合いながら戦い続ける。

良い所

  • 主人公の合理的で冷徹な判断が他の異世界作品にはない独特の魅力を生んでいる。
  • クエストごとに現実社会の問題を反映したテーマが盛り込まれており、読み応えがある。
  • 仲間との関係性が少しずつ変化していく過程が丁寧に描かれていて感情移入できる。
  • 戦闘や作戦の描写が緻密で、戦略的な展開が楽しめる。
  • シリアスな場面とコミカルなやり取りのバランスが良く、テンポよく読み進められる。

悪い所

  • 説明や会話が長く、テンポが遅く感じる場面がある。
  • 主人公の価値観や言動が冷たすぎて共感しづらいことがある。
  • 専門用語や設定が多く、初見では理解しにくい部分がある。
  • 戦闘シーンが淡々としていて迫力に欠ける巻もある。
  • 同じような展開やパターンが繰り返され、冗長に感じることがある。

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