レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
暗殺後宮~暗殺女官・花鈴はゆったり生きたい~ の感想と評価(良いところ、悪いところ)
暗殺後宮~暗殺女官・花鈴はゆったり生きたい~
著者: 緒里たばさ
連載: MOREスピリッツ/ビッグコミックスピリッツ
ジャンル: 後宮/青年マンガ/ラブコメ/中華ファンタジー/バトル
評価: 8.5/10
あらすじ
数千人の美女達が集う“後宮”の裏側は、皇位継承権をめぐるドロドロの底なし沼。見習い宮女としてやってきたジト目でギザ歯の地味な少女・花鈴の正体は、家伝の凄腕暗殺技術を持つ名家・王家の娘だった!超絶美形の実父・王皓は残虐非道の極悪文官として恐れられており、その悪名のせいで誰も近寄ってこない孤独な花鈴の願いは「ただ友達が欲しい!」というささやかなもの。しかし、後宮で出会った病弱で心優しい少年皇帝・暁星との運命的な出会いによって彼女の日々は激変する。父親や兄たちの過保護な溺愛を振り切りながら、愛する皇帝の命を護るため、最強の暗殺女官が後宮の陰謀を無双する、痛快中華ラブコメディが開幕!
良い所
- ジト目ギザ歯で友達作りが苦手な主人公・花鈴のキャラクターが可愛らしくて、暗殺術のプロという圧倒的な身体能力とのギャップにすっかり魅了されました!応援したくなる最高のヒロインです。
- 残虐非道な極悪文官でありながら、実は極度の親バカ・過保護である超絶美形の実父や、同じくシスコンの兄たちといった王一族の掛け合いが最高に面白くて、声を出して笑い転げてしまいます。
- 孤独だった花鈴が、病弱な少年皇帝・暁星と出会い、彼を暗殺者から守るために奮闘する展開が熱いです!二人のピュアで初々しい恋愛模様に何度もキュンキュンさせられ、最新刊まで一気読みしました。
- 緒里たばさ先生の美麗な作画が中華ファンタジーの世界観にぴったりで、戦闘シーンの迫力とラブコメの甘さのバランスが絶妙な大傑作です。後宮ものの中でも群を抜いてエンタメ性が高く大好きです。
- 主人公がただ守られるだけでなく、自ら最強の暗殺者として戦う姿が痛快でスカッとします。父や兄の愛の重さに振り回されながらも、皇帝のために命を懸ける花鈴の強さと優しさに涙が止まりません。
悪い所
- タイトルに「ゆったり生きたい」と入っているものの、実際には後宮の陰謀や反乱などに巻き込まれて常に命懸けの戦いをしており、完全にタイトル詐欺だとツッコミを入れたくなりました。全然ゆったりしていません。
- 後宮もの特有のドロドロとした権力闘争やシリアスな展開が続くため、タイトルから想像するようなのほほんとした日常系コメディを期待して読んだ私には、少しギャップが大きくて精神的に疲れてしまいました。
- 父親や兄の過保護っぷりやブラコン・ファザコン的なノリがコメディの主軸になるため、そのテンションやギャグのノリが私の笑いのツボには合わず、少しクドく感じてしまうエピソードがありました。
- 主人公が最強設定なのでバトルに安心感はありますが、その分緊迫感やハラハラするような絶望的なピンチが少なく、物語の起伏が少し平坦に思える瞬間がありました。もう少し敵側にも魅力が欲しいです。
- 皇帝と花鈴のピュアな恋愛は可愛いのですが、ずっと同じような距離感のままで進展が遅く、もどかしさを通り越して少し焦れったく感じます。もっと早く二人の関係が変わる甘い展開が見たかったです。
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