レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
俺だけレベルアップな件 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
俺だけレベルアップな件
マークダウンで表示著者: DUBU(REDICE STUDIO)/Chugong/h-goon
連載: ピッコマ
評価: 9.3/10
あらすじ
世界中に突如出現したゲートと、超常的な力に覚醒した『ハンター』たち。その最底辺で『人類最弱兵器』と蔑まれていたE級ハンター・水篠旬は、ある二重ダンジョンでの死闘の果てに、自分だけがデイリークエストをクリアして『レベルアップ』できる特殊なシステムに選ばれる!数々のダンジョンを踏破し、影の兵士を従える最強の『影の君主』へと覚醒していく旬の圧倒的なサクセス。DUBU先生が遺した、ネオンブルーを基調とした超美麗で躍動感あふれるアクション作画はまさに一級の芸術品。世界中を熱狂させ、2026年夏の体験型展覧会開催でも再び注目を集める、現代ウェブトゥーンの頂点!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 最弱から始まった主人公が自分だけのレベルアップシステムで這い上がる、圧倒的な成長の快感にハマれる人
- ネオンブルーと紫を基調にしたフルカラーならではの光の演出と超美麗な戦闘シーンを楽しみたい人
- 韓国発のウェブトゥーン系漫画をコミックス形式でじっくり読んでみたい人
向いていない人
- 縦スクロール仕様をコミックス化した影響で、コマ割りや余白に慣れない違和感を感じやすい人
- 主人公が強くなるほど他のキャラクターたちが全員引き立て役になっていく展開が寂しい人
- 仲間との熱い共闘や戦略的なチームバトルを楽しみたい人
良い所
- 俺は「人類最弱」と呼ばれた水篠旬が、デイリークエストをこなして「影の君主」へと圧倒的な強さで這い上がる無双劇にガチで惚れた。自分だけがレベルアップするシステムの成長感が本当に癖になる。
- 亡きDUBU先生のネオンブルーと紫を基調にした、影の軍団(イグリスやベル)を召喚する時の超美麗な作画に度肝を抜かれた。フルカラーならではの光の演出が神懸かっていて、戦闘シーンのキレが尋常じゃない。
- 旬が倒した強敵の影を「起きろ(アライズ)」という一言で自らの配下の影の兵士にするシーンのゾクゾク感がたまらない。頼もしい味方がどんどん増えていく、召喚術師としてのカタルシスが完璧だわ。
- 2025年放送のアニメ2期の圧倒的な神作画のバトルシーンを観て改めて原作コミックスを読み直したが、やはりWebtoonの金字塔。2026年夏の渋谷での展覧会も絶対に行きたいほど、今も熱が冷めない。
- 最初は保身ばかりだった旬が、大切な家族や仲間を守るために冷徹な覚悟を宿し、本当の『英雄』になっていく過程に感動。ただのチート無双じゃなく、彼自身の内面の成長に一人の男として惚れ込んだ。
悪い所
- 元の縦スクロール仕様を無理やりコミックス化したせいか、コマ割りや白い余白に少し違和感があり、スマホで読んだ時の固定感に比べると少し物足りない。書籍版よりもアプリで読む方が向いている漫画だと思う。
- 主人公が強くなりすぎてから、他のS級ハンターや周囲のキャラクターたちの活躍が皆無になり、ただの引き立て役になる点が寂しい。仲間たちとの熱いチームアップや、戦略的な共闘をもっと見たかったのが本音。
- 無双系なので仕方ないが、敵がどれだけ強くても「結局は旬のシャドウ軍団が力押しで解決してしまう」展開に中盤からやや大味さを感じた。もっと絶望的な強敵との、頭脳戦や相性の駆け引きが欲しかったな。
- 世界を救うための最終決戦から結末にかけて、「すべてを巻き戻して自分一人の力で別次元で固定されて戦い抜く」終わり方に少し寂しさが残った。皆と勝利を分かち合う、もっと明るいハッピーエンドが良かった。
- スラムの過酷な現実やハンター同士の殺し合いなど、弱肉強食の容赦のない暴力描写が序盤はかなりグロテスクなので、私には少しきつかった。ダークでシビアな設定が苦手な人には、導入のハードルが高いかも。





