レビュー著者: 漫画よしあし
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剣士を目指して入学したのに魔法適性9999なんですけど!? の感想と評価(良いところ、悪いところ)
剣士を目指して入学したのに魔法適性9999なんですけど!?
マークダウンで表示連載: 月刊ドラゴンエイジ
評価: 8/10
あらすじ
剣士になることを夢見て王立ギルドレア冒険者学園に入学した、最強の9歳児ローラ。だが、才能測定テストで彼女が叩き出したのは、前代未聞の全属性『魔法適性9999』というバグ級の数値だった!本人は頑なに『剣士になりたいんです!』と言い張るものの、周囲の大人たちに強制的に魔法学科へと移籍させられてしまう。常識外れの魔力で校長や教師を一瞬で超越しながら、親友のシャーロットやアンナたちと賑やかに繰り広げる学園生活。どんな強敵が現れても全く深刻にならず、ラーメンを作って広めるようなストレス皆無のゆるふわ日常!圧倒的にキュートで底抜けに明るい、無自覚チート美少女たちのゆるゆる学園ファンタジー!
良い所
- 私は魔法適性9999というバグ級の才能を持ちながら、「剣士になりたい!」と頑なに言い張るローラの天然っぷりが大好き。最強なのにやってることがただの純粋な子供で、読むだけで癒やされる。
- 重いテーマや胸糞悪さが一切ない、「最後はみんなでオムレツやラーメンを食べてハッピーエンド」になるストレスフリーな空気感が最高。現実の疲れを吹き飛ばしてくれる、最高のゆるふわ日常漫画。
- ローラ、シャーロット、アンナの3人が放課後にわちゃわちゃお喋りしたり、オシャレをしたりする百合要素が堪らない。女の子同士の距離感がすごく自然で可愛らしくて、ずっとこの平和な日々を眺めていたい。
- コミカライズ版のiimAn&惟丞先生による丸みのあるふんわりした絵柄が、作品の穏やかな雰囲気と完璧にマッチしている。表情豊かにコロコロ変わるローラの変顔やドヤ顔が、まじで愛おしくて悶える。
- 1巻まるごと使って「異世界でラーメンを作って学園中に大流行させる」ような平和すぎるエピソードのゆるさが最高。難しい設定やシリアスな殺し合いに疲れた時、こういう箸休め的な展開は本当に重宝する。
悪い所
- どんなピンチもローラの圧倒的なチート魔力であっさり解決しちゃうから、物語としての緊張感やハラハラするバトルを期待する僕には物足りなかった。スリルがなさすぎて、ゲームのイージーモードを見ている気分。
- 才能が圧倒的に魔法向きなのに、ローラが意地でも剣士に執着して周りを困らせる展開が、巻を追うごとにさすがに頑固すぎてくどく感じてしまった。もう少し素直に魔法の才能を受け入れてほしかったな。
- 良くも悪くも女の子たちがわちゃわちゃしているだけの日常系ファンタジーなので、骨太なダークファンタジーや壮大な世界を救う旅を求めている人には、設定がぬるすぎて途中で飽きてしまうと思う。
- 原作が「小説家となろう」のライトノベルだからか、話の都合が良すぎる展開や、典型的なテンプレ描写が目立つのが気になった。もう少しこの作品にしかない、エッジの効いた独自の設定やどんでん返しが欲しかった。
- アクションシーンの迫力を期待して読み始めたんだけど、柔らかいふわっとしたラフな線画タッチの作画なので、本格的な剣劇としての逆転劇や重みが足りない。日常パートは可愛いけど、戦闘シーンは少し地味。





