最終更新日:

静かなるドン の感想と評価(良いところ、悪いところ)

静かなるドン

静かなるドン

著者: 新田たつお

連載: 週刊漫画サンデー

ジャンル: 青年漫画任侠人情コメディ

評価: 8.8/10

あらすじ

『静かなるドン』は、平凡な下着メーカー社員として働く近藤静也が、実は巨大暴力団「新鮮組」の三代目総長であるという二重生活を描いた長編漫画である。争いを好まない性格の主人公が、組織の抗争や裏社会の理不尽に巻き込まれながらも、人情と知恵で事態を収めていく姿が描かれる。任侠ものの緊張感と日常コメディを融合させ、長期連載ならではの人間関係の変化や時代性も丁寧に表現している点が特徴である。

良い所

  • ギャグと任侠ドラマのバランスが絶妙で、何巻読んでも飽きずに楽しめた。
  • 主人公が力ではなく人情で修羅場を切り抜ける展開に何度も胸を打たれた。
  • 長期連載だけあって脇役までキャラが立っており世界観に引き込まれる。
  • 時代ごとの社会背景が自然に織り込まれていて読み応えが非常にある。
  • コメディなのに終盤は重厚な人間ドラマとしてしっかり完結していて満足感が高い。

悪い所

  • 巻数が非常に多く、途中から読むと人間関係を把握するのが大変だった。
  • 初期と後期で絵柄やテンポが変わり、好みが分かれると感じた。
  • ギャグ描写が古く感じる部分があり、若い読者には合わない場面もある。
  • 展開が似通った抗争パターンになる時期があり中だるみを感じた。
  • 女性キャラクターの描写が時代的に古く、今読むと違和感を覚える部分がある。

同じジャンルの漫画