レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
鉄鍋のジャン の感想と評価(良いところ、悪いところ)
鉄鍋のジャン
連載: 週刊少年チャンピオン
評価: 8.6/10
あらすじ
中華の覇王と呼ばれた祖父に、料理のすべてを叩き込まれた少年。『料理は勝負』の一言だけを胸に、腕自慢の料理人へ次々と挑んでいく。悪人面で手段を選ばず、相手の弱点を突き、時には妨害さえ辞さない。それでも負けたら料理でやり返す、その気構えだけは誰より真っ直ぐだ。祖父を憎む評論家が刺客を放ち、薬膳を操る料理人や千人を超える一族、料理界の頂点を賭けた選手権が次々と立ちはだかる。ゲテモノすら平然と武器に変える勝負師のくせに、ふと泣いたり見習い仲間と語り合ったりする素顔がずるい。読めば腹が減り、嫌いになりきれない。料理漫画きってのダークヒーロー!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 味比べだけでなく、弱点を突き妨害も辞さない手段を選ばない料理バトルにしびれたい人
- 性格は最悪なのに腕だけは本物、そんな憎めないダークヒーローに思わず肩入れしてしまう人
- 勝負に容赦がない主人公が、ふと覗かせる弱さや不器用な優しさに思わずぐっときてしまう人
向いていない人
- 昆虫食まで平然と飛び出す、見た目からきついゲテモノ料理の描写がどうにも苦手な人
- 暴力や、虐待としか言えない過去の描写が続くと、読んでいて気持ちが沈んでしまう人
- 正面から勝てるのに卑劣な手まで使う、そんな後味の悪い勝ち方が好きになれない人
良い感想・レビュー
- 傲慢な態度は最後まで直らないのに、鳩の血のデザートひとつ取っても手の掛け方が半端じゃない。料理にだけはどこまでも本気で、こいつをどうしても嫌いになれない。態度と腕前の落差にやられた。
- アニメ化をきっかけに読んだら、一巻からもう有名な対決が詰め込まれていて驚いた。情報量が多いのに、ちっとも重くない。ジャンの作る料理みたいに、するっと胃に落ちる読み心地だった。
- 他の料理漫画は味だけで正々堂々やり合うけど、この作品は主人公から相手の弱点を突きにいく。妨害も駆け引きも全部あり。『料理は勝負』の一言が、掛け値なしのガチ勝負として画面に出ていて痺れる。
- 料理界のダークヒーローという触れ込みは、間違っていなかった。しくじって泣いたり仲間と夜に語り合ったり、ふいに見せる子どもっぽい素顔がずるい。読むたび、こっちまで腹が減ってくる。
- 薬膳を操る料理人との対決は、始め方も牽制も倫理を軽く飛び越えていた。相手の一手に合わせて自分の料理を組み替える、異常なほど速い駆け引きに引き込まれる。悪趣味なのに目が離せなかった。
悪い感想・レビュー
- 決勝のゲテモノ勝負はさすがにきつい。ミミズは我慢するとして、トンボにゲンゴロウまで出されると食欲が失せる。塩分過多そうな料理も並び、食べたいと思えない一皿が続いたのは正直しんどかった。
- ジャンを育てた祖父が、とにかくろくでもない。暴言も暴力も当たり前、最後は周りに迷惑をかける形で逝く。孫への呪いじみた教育に、当時基準で見てもずっとドン引きしていた。
- 読み進めるほど、ジャンが可哀想になってくる。本人は望んでやっていると思い込んでいるけれど、あれは仕込まれた価値観だ。毒親の被害者にしか見えない瞬間が何度もあってつらい。
- 続編はジャンの腕がさらに上がっていて、そこは楽しめた。ただ前作にあった妨害や駆け引きが薄まって、勝負の緊張感が落ちる。尻切れトンボな幕引きも含めて、物足りなさが残る。
- 正面から勝てる実力があるのに、相手をマジックマッシュルームでラリらせて勝つ場面には引いた。敗者にかける言葉もいちいち容赦がない。勝ち方の趣味の悪さだけはどうにも好きになれなかった。
良い感想・レビュー
- 傲慢な態度は最後まで直らないのに、鳩の血のデザートひとつ取っても手の掛け方が半端じゃない。料理にだけはどこまでも本気で、こいつをどうしても嫌いになれない。態度と腕前の落差にやられた。
- アニメ化をきっかけに読んだら、一巻からもう有名な対決が詰め込まれていて驚いた。情報量が多いのに、ちっとも重くない。ジャンの作る料理みたいに、するっと胃に落ちる読み心地だった。
- 他の料理漫画は味だけで正々堂々やり合うけど、この作品は主人公から相手の弱点を突きにいく。妨害も駆け引きも全部あり。『料理は勝負』の一言が、掛け値なしのガチ勝負として画面に出ていて痺れる。
- 料理界のダークヒーローという触れ込みは、間違っていなかった。しくじって泣いたり仲間と夜に語り合ったり、ふいに見せる子どもっぽい素顔がずるい。読むたび、こっちまで腹が減ってくる。
- 薬膳を操る料理人との対決は、始め方も牽制も倫理を軽く飛び越えていた。相手の一手に合わせて自分の料理を組み替える、異常なほど速い駆け引きに引き込まれる。悪趣味なのに目が離せなかった。
悪い感想・レビュー
- 決勝のゲテモノ勝負はさすがにきつい。ミミズは我慢するとして、トンボにゲンゴロウまで出されると食欲が失せる。塩分過多そうな料理も並び、食べたいと思えない一皿が続いたのは正直しんどかった。
- ジャンを育てた祖父が、とにかくろくでもない。暴言も暴力も当たり前、最後は周りに迷惑をかける形で逝く。孫への呪いじみた教育に、当時基準で見てもずっとドン引きしていた。
- 読み進めるほど、ジャンが可哀想になってくる。本人は望んでやっていると思い込んでいるけれど、あれは仕込まれた価値観だ。毒親の被害者にしか見えない瞬間が何度もあってつらい。
- 続編はジャンの腕がさらに上がっていて、そこは楽しめた。ただ前作にあった妨害や駆け引きが薄まって、勝負の緊張感が落ちる。尻切れトンボな幕引きも含めて、物足りなさが残る。
- 正面から勝てる実力があるのに、相手をマジックマッシュルームでラリらせて勝つ場面には引いた。敗者にかける言葉もいちいち容赦がない。勝ち方の趣味の悪さだけはどうにも好きになれなかった。








