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プランダラ の感想と評価(良いところ、悪いところ)

プランダラ

プランダラ

著者: 水無月すう

連載: 月刊少年エース

ファンタジーアクション

評価: 8.4/10

あらすじ

アルシア歴305年、大戦争後の世界では人々の生活や地位が「カウント」と呼ばれる数字に支配されていた。母の遺言を胸に“伝説の撃墜王”を探す旅を続ける少女・陽菜は、仮面を被った謎の剣士・リヒトーと出会う。軽薄な態度の裏に圧倒的な戦闘力と深い過去を秘めた彼と共に、陽菜は世界の真実と自らの運命に迫っていく。数々の仲間や敵との出会い、そして過去と未来を繋ぐ戦いが繰り広げられる超弩級ファンタジックアクション。

良い所

  • カウントという独自の数値システムが物語に緊張感と独創性を与えていて面白い。
  • リヒトーの軽妙なキャラクターとシリアスな過去のギャップが魅力的で引き込まれる。
  • アクションシーンの迫力があり、スピード感のある描写が読んでいて爽快。
  • 過去編で明かされる世界の成り立ちやキャラクターの背景が深く、物語に厚みが増す。
  • シリアスとギャグのバランスが良く、重くなりすぎずテンポよく読み進められる。

悪い所

  • サービスシーンや性的なギャグが多く、好みによっては物語に集中しづらい。
  • 展開が唐突に感じられる場面があり、伏線の回収が急ぎ足な印象を受ける。
  • 序盤はキャラクターの行動や目的が分かりにくく、世界観に入り込むまで時間がかかる。
  • 戦闘のインフレが激しく、緊張感が薄れることがある。
  • 登場人物が多く、関係性や背景を把握するのが難しい巻もある。

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