最終更新日:
星降る王国のニナ の感想と評価(良いところ、悪いところ)
星降る王国のニナ
著者: リカチ
連載: BE・LOVE
評価: 9/10
あらすじ
孤児として暮らしていた少女ニナは、深い瑠璃色の瞳を持つことから亡き巫女姫アリシャの身代わりとして王子アズールに見出される。大国に嫁ぐための教育を受けながら、彼女は自らの運命と向き合い、王宮の陰謀や権力争いに巻き込まれていく。自由を求める心と、大切な人を守りたい想いの狭間で、ニナは強く成長していく。
良い所
- ニナの芯の強さと天真爛漫さが魅力的で応援したくなる。
- 王宮の豪華な描写と緻密な衣装デザインが美しい。
- アズールやセトとの関係性が複雑で物語に深みがある。
- 政治的駆け引きと恋愛要素のバランスが絶妙。
- 感情の機微が丁寧に描かれ、胸を打つシーンが多い。
悪い所
- 序盤は設定説明が多く、テンポが遅く感じる。
- 恋愛描写が中心で、政治劇を期待すると物足りない。
- 登場人物の背景が明かされるまで時間がかかる。
- シリアスな展開が続き、軽い場面が少ない。
- 主人公が受け身に見える場面があり、好みが分かれる。





