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ダンス・ダンス・ダンスール の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ダンス・ダンス・ダンスール
著者: ジョージ朝倉
連載: 週刊ビッグコミックスピリッツ
評価: 8.8/10
あらすじ
中学二年生の村尾潤平は、幼い頃からバレエに憧れを抱いていたが、父の死をきっかけに「男らしく」あるためにその夢を封印していた。格闘技を習い人気者として過ごしていた潤平は、転校生の五代都に誘われてバレエスタジオに通い始める。やがて天才的な素養を持つ流鶯と出会い、彼との競い合いの中で本気でバレエに挑む決意を固める。夢と現実、友情と恋愛が交錯する中、潤平は舞台に立つ覚悟を試されていく。
良い所
- バレエの描写が非常にリアルで、舞台の緊張感が紙面から伝わってきた。
- 潤平の葛藤や成長が丁寧に描かれていて、青春漫画として胸を打たれた。
- 流鶯とのライバル関係が熱く、物語に強い緊張感を与えていた。
- 絵柄が繊細で、バレエの美しさと力強さを同時に感じられた。
- 恋愛要素とバレエの夢が絡み合い、ドラマ性が高く一気に読み進められた。
悪い所
- 専門的なバレエ用語や技術描写が多く、初心者には難しく感じる部分があった。
- 潤平の心情が急に変化する場面があり、納得しづらい展開もあった。
- シリアスな展開が続き、軽い日常要素が少なく重苦しく感じる巻もあった。
- 登場人物の背景説明が不足していて、感情移入しづらいキャラもいた。
- 競技や舞台の緊張感が強すぎて、読んでいて疲れる場面があった。
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