レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
異世界居酒屋「のぶ」 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
異世界居酒屋「のぶ」
連載: ヤングエース
評価: 9.1/10
あらすじ
中世ヨーロッパ風の異世界の古都アイテーリア。その寂れた路地裏に繋がったのは、日本の平凡な居酒屋『のぶ』だった!怠惰な衛兵、厳格な徴税官、傲慢な貴族たちを、キンキンに冷えた『トリアエズナマ(生ビール)』と、おでん、唐揚げ、ナポリタンといった絶品和食でことごとく虜にしていく。ただの飯テロ漫画にとどまらず、一杯の酒と温かい料理を通して、言葉の通じない異国の人々と心を通わせ、時に国を揺るがす政治トラブルまで円満に解決していく。ヴァージニア二等兵の描く極上の料理描写と、食がもたらす喜びを丹念に描き切る、異世界お仕事グルメファンタジーの金字塔!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 一杯の料理で頑なな心がほどける、心温まる人間ドラマに癒されたい人
- 唐揚げや湯豆腐のシズル感あふれる飯描写を味わいたい人
- お酒と料理のペアリング解説をじっくり楽しみたい人
向いていない人
- 毎回似た来店パターンが続くとマンネリに感じてしまう人
- のどかな日常より刺激的でドラマチックな展開を求める人
- 異世界人がすぐ和食を絶賛する展開を都合よく感じる人
良い感想・レビュー
- 俺、キンキンに冷えた生ビール(トリアエズナマ)や、出汁の染みたおでんを異世界の衛兵たちが涙を流して絶賛する描写にガチでシビれた。読んでるだけで今すぐ居酒屋へ走りたくなる最高の飯テロ漫画。
- ただの料理紹介じゃなく、「一杯の温かい料理」を通じて、偏屈な徴税官や貴族たちの頑なな心が優しくほどけていく人間ドラマが本当に素晴らしい。食が人と人を繋ぐ温かさに、読むたびに心がポカポカする。
- ヴァージニア二等兵先生の描く、衣がサクサクの唐揚げや、湯気が立ち上る湯豆腐のリアルすぎるシズル感に惚れた!キャラクターたちが本当に美味しそうに頬張る表情を見るだけで、最高の多幸感が得られる。
- 店主のタイショーの職人気質な誠実さと、しのぶちゃんの愛嬌たっぷりで細やかな接客(おもてなし)のプロ意識が大好き。ただの居酒屋が、異世界の住人たちにとってかけがえのない「居場所」になっていく。
- 最新21巻での、大水害に見舞われた古都のために、のぶが総力を挙げて炊き出しを行い復興を支える展開は本当に胸が熱くなった。美味しさだけでなく、困難に立ち向かう人々の強さを描く大河ドラマとしても一流。
悪い感想・レビュー
- 基本的には「客が来て、珍しい和食を食べて、リアクションして終わる」という定番のグルメオムニバスのパターンが20巻以上ずっと続くので、一気読みするとどうしても展開にマンネリや中だるみを感じる。
- 食材の解説や歴史、お酒との絶妙なペアリングについての解説がかなり多めで理屈っぽいと感じる回があった。サクサクとキャラクターの可愛い日常のやり取りだけをライトに楽しみたい人には、情報量が重め。
- 異世界とはいえ、「日本酒や醤油の味を、現地の人が一度食べただけで完璧に理解して手放しで絶賛する」ご都合主義なノリが、少し冷めてしまう。もう少し、彼らの本来の食文化との摩擦があっても良かった。
- 最新刊あたりから、古都の政治闘争や水害、ギルドの確執といった重いシリアスな大仕事の描写が増えて、初期ののどかな居酒屋スローライフ感が薄れてしまった。もっと静かに、一杯楽しむ日常が見たかったな。
- 原作小説のファンからすると、コミカライズ版はキャラの表情やリアクションが少しオーバーで漫画的すぎるように感じた。原作の持つ、静かでじんわりと染みるような哀愁のある大人の空気感がもっと欲しかった。
良い感想・レビュー
悪い感想・レビュー
俺、キンキンに冷えた生ビール(トリアエズナマ)や、出汁の染みたおでんを異世界の衛兵たちが涙を流して絶賛する描写にガチでシビれた。読んでるだけで今すぐ居酒屋へ走りたくなる最高の飯テロ漫画。
基本的には「客が来て、珍しい和食を食べて、リアクションして終わる」という定番のグルメオムニバスのパターンが20巻以上ずっと続くので、一気読みするとどうしても展開にマンネリや中だるみを感じる。
ただの料理紹介じゃなく、「一杯の温かい料理」を通じて、偏屈な徴税官や貴族たちの頑なな心が優しくほどけていく人間ドラマが本当に素晴らしい。食が人と人を繋ぐ温かさに、読むたびに心がポカポカする。
食材の解説や歴史、お酒との絶妙なペアリングについての解説がかなり多めで理屈っぽいと感じる回があった。サクサクとキャラクターの可愛い日常のやり取りだけをライトに楽しみたい人には、情報量が重め。
ヴァージニア二等兵先生の描く、衣がサクサクの唐揚げや、湯気が立ち上る湯豆腐のリアルすぎるシズル感に惚れた!キャラクターたちが本当に美味しそうに頬張る表情を見るだけで、最高の多幸感が得られる。
異世界とはいえ、「日本酒や醤油の味を、現地の人が一度食べただけで完璧に理解して手放しで絶賛する」ご都合主義なノリが、少し冷めてしまう。もう少し、彼らの本来の食文化との摩擦があっても良かった。
店主のタイショーの職人気質な誠実さと、しのぶちゃんの愛嬌たっぷりで細やかな接客(おもてなし)のプロ意識が大好き。ただの居酒屋が、異世界の住人たちにとってかけがえのない「居場所」になっていく。
最新刊あたりから、古都の政治闘争や水害、ギルドの確執といった重いシリアスな大仕事の描写が増えて、初期ののどかな居酒屋スローライフ感が薄れてしまった。もっと静かに、一杯楽しむ日常が見たかったな。
最新21巻での、大水害に見舞われた古都のために、のぶが総力を挙げて炊き出しを行い復興を支える展開は本当に胸が熱くなった。美味しさだけでなく、困難に立ち向かう人々の強さを描く大河ドラマとしても一流。
原作小説のファンからすると、コミカライズ版はキャラの表情やリアクションが少しオーバーで漫画的すぎるように感じた。原作の持つ、静かでじんわりと染みるような哀愁のある大人の空気感がもっと欲しかった。





