レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
桜姫華伝 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
桜姫華伝
完結著者: 種村有菜
連載: りぼん
評価: 8.2/10
あらすじ
平安の都。両親と兄を亡くした14歳の桜姫は、見知らぬ許婚・王良親王から呼び出される。家出の途中で満月を見てしまい、人を喰らう妖古に襲われる。許婚の使い・青葉に救われた桜姫は、自分がかぐや姫の孫だと知る。自らの体内から引き抜く秘剣「血桜」だけが妖古を断てる。忍びの少女・琥珀らと共に戦ううち、青葉への想いも深まっていく。だが最大の敵・槐の正体は、死んだはずの最愛の兄だった。人間に裏切られ狂気に堕ちた兄は、かぐや姫を蘇らせ地上を消し去ろうとする。仲間が次々と倒れていく。月の姫の少女が最後に選ぶ道とは。和風ダークファンタジー!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 素直になれない恋心の、いじらしくて可愛いやりとりにきゅんとしたい人
- 雅な平安の衣装や黒髪を、書き込みの濃いアナログ絵で堪能したい人
- 信念を胸に剣を取るヒロインの、格好いい戦う姿を応援したくなる人
向いていない人
- 後半に要素が詰め込まれていくので、登場人物の心情をじっくり丁寧に追いたい人
- 戦いの最中に過去話が差し込まれる構成に、流れが途切れると感じてしまう人
- 少女漫画にしては流血や過酷な展開が多めなので、穏やかな読み心地を求める人
良い感想・レビュー
- 序盤の桜姫と青葉の、素直になりきれない恋心がいじらしくて可愛い。この時期の種村有菜の画面作りと言葉選びが、少女漫画として最高すぎると私は思う。
- 平安の煌びやかな衣装や長い黒髪に、有菜先生の絵柄がぴたりと合っていて見惚れました。少女漫画なのに過酷な戦いと深い友情がダイナミックで、見応えがありました。
- 信念を貫いて剣を取る桜姫の姿に、とにかく格好よくて応援したくなる。種村先生のアナログの温かみと圧倒的な書き込み量に、私はぐいぐい引き込まれた。
- ジャンヌや満月の頃からのファンですが、平安の舞台でも爆発する先生の画力に惚れ直しました。重厚な物語と少しダークな空気が絶妙で、毎回ハラハラしながら一気読みです。
- 「命より大切なものをみつけるために みんな生きているの」という台詞に、なるほどと唸らされた。服や髪は大変なのに妥協せず、台詞にも気を配る。心に来る作品だと感じる。
悪い感想・レビュー
- 後半になるほど色々詰め込みすぎて、登場人物の気持ちが追えなくなってきた。自由とは何か、何のために生きるかというテーマは素晴らしいのに、もう少し丁寧に描いてほしかった…!
- 戦いの最中にそれぞれの過去話を無理やり差し込む感じが、私には引っかかった。桜が今どういう気持ちで、何のために戦っているのかも途中で分からなくなってしまう。
- 最終局面が本当に急展開なうえに、人がバンバン死んでいくのでついていくのが大変でした。もう少し腰を据えて見届けたかったというのが正直なところです。
- 帝の地位のために婚約者を裏切って殺そうとするって、青葉、普通に最低では?と私は思ってしまった。胸キュンしていたぶん、ここで気持ちが冷めた読者もいるはず。
- 後半に進むほど展開が速く、私はかなり置いてけぼりにされました。少女漫画にしては流血や過激なバトルの比重が高く、キャラが次々と過酷な目に遭うので読んでいてしんどい。
良い感想・レビュー
悪い感想・レビュー
序盤の桜姫と青葉の、素直になりきれない恋心がいじらしくて可愛い。この時期の種村有菜の画面作りと言葉選びが、少女漫画として最高すぎると私は思う。
後半になるほど色々詰め込みすぎて、登場人物の気持ちが追えなくなってきた。自由とは何か、何のために生きるかというテーマは素晴らしいのに、もう少し丁寧に描いてほしかった…!
平安の煌びやかな衣装や長い黒髪に、有菜先生の絵柄がぴたりと合っていて見惚れました。少女漫画なのに過酷な戦いと深い友情がダイナミックで、見応えがありました。
戦いの最中にそれぞれの過去話を無理やり差し込む感じが、私には引っかかった。桜が今どういう気持ちで、何のために戦っているのかも途中で分からなくなってしまう。
信念を貫いて剣を取る桜姫の姿に、とにかく格好よくて応援したくなる。種村先生のアナログの温かみと圧倒的な書き込み量に、私はぐいぐい引き込まれた。
最終局面が本当に急展開なうえに、人がバンバン死んでいくのでついていくのが大変でした。もう少し腰を据えて見届けたかったというのが正直なところです。
ジャンヌや満月の頃からのファンですが、平安の舞台でも爆発する先生の画力に惚れ直しました。重厚な物語と少しダークな空気が絶妙で、毎回ハラハラしながら一気読みです。
帝の地位のために婚約者を裏切って殺そうとするって、青葉、普通に最低では?と私は思ってしまった。胸キュンしていたぶん、ここで気持ちが冷めた読者もいるはず。
「命より大切なものをみつけるために みんな生きているの」という台詞に、なるほどと唸らされた。服や髪は大変なのに妥協せず、台詞にも気を配る。心に来る作品だと感じる。
後半に進むほど展開が速く、私はかなり置いてけぼりにされました。少女漫画にしては流血や過激なバトルの比重が高く、キャラが次々と過酷な目に遭うので読んでいてしんどい。





