レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
花野井くんと恋の病 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
花野井くんと恋の病
完結著者: 森野萌
連載: デザート
評価: 9.3/10
あらすじ
高校1年生の冬、隣のクラスのイケメン・花野井くんがフラれる現場に遭遇し、何気なく傘を貸した素朴な女子高生・日生ほたる。それがきっかけで、学校中に響き渡る公開告白をされてしまう!『恋がわからない女子』と、『好きな人のためなら命も投げ出す愛が重すぎる男子』の、不器用で優しさに満ちた初恋ピュアラブストーリー。完璧に見えてあまりに不器用で、時折見せる花野井くんの独占欲や繊細な表情を、森野萌先生が圧倒的に美麗な筆致で描き出す。2025年秋に本編が全18巻で堂々の完結を迎え、2026年7月には番外編の19巻発売を控える、累計発行部数500万部突破の現代少女漫画の金字塔!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 恋愛経験のない主人公が愛情過多な相手と初めて心を通わせていく初々しい過程に、純粋にキュンとできる人
- 過去のトラウマや精神的な弱さに向き合いながら、二人が一緒に成長していく丁寧な人間ドラマが好きな人
- 相手への深い一途さと不器用な優しさに引き込まれ、愛情の重さをそのまま受け取ってみたいと思える人
向いていない人
- 強い執着心や束縛的な愛情表現を、純粋なロマンスではなくホラー的に感じてしまう人
- 序盤の主人公の極端な鈍感さや受け身な姿勢に、じれったさでストレスが溜まりやすい人
- トラウマや精神的な依存など重いテーマが展開されると、読んでいて精神的に疲れやすい人
良い感想・レビュー
- 私は愛が重すぎて最初は「恋人の髪型に合わせる」などの暴走をしていた花野井くんが、ほたるの純粋な優しさに触れて少しずつ人間らしく穏やかに変わっていく成長にボロ泣きした。本当に尊い純愛漫画。
- 森野萌先生の描く、キラキラして透明感のある圧倒的に美麗なカラーイラストと、花野井くんが照れて赤面する時の色気のある作画が完璧。少女漫画界トップレベルの画力の美しさに、毎ページ溜息が出るほど眼福。
- ただの恋愛ものじゃなく、「人を大切にするとはどういうことか」を、不器用な二人が傷つきながらも真摯に模索する深い心理描写が素晴らしい。お互いのために一時的にお別れする決断など、描写が丁寧。
- 相手役候補の八尾くんが、最後まで本当にいい男すぎて胸が痛んだ。ほたるが自分のトラウマ(髪を切られた過去など)を乗り越えて、自分の足でイギリスまで花野井くんを追いかける展開はガチで感動した。
- 2025年秋に最高のハッピーエンドで本編が全18巻で完結し、2026年7月には待望の19巻(番外編)の発売も予定されているのが嬉しすぎる。二人の卒業とその先の未来を綺麗に見届けられて本当に大満足。
悪い感想・レビュー
- 花野井くんの「他の男と話すだけで露骨に不機嫌になる、人間関係をリセットしようとする」などの依存気質の重さが、私には少し精神的にしんどかった。現実だったら確実にモラハラ気味で、最初は普通に引いた。
- お互いに超ピュアで不器用な性格なため、「付き合っているのに、手をつなぐだけで何十話もかかる」じれったすぎる超スローペースな展開に少しイライラした。もっとサクサクと、甘い進展が見たかったのが本音。
- ほたるの過去のトラウマや、花野井くんの「誰にも選ばれなかった」という過酷な家庭環境のトラウマなどの掘り下げがかなりヘビー。少女漫画ののほほんとした日常を期待して読むと、精神的に少し胃が痛くなる。
- 高校生が「お互いを思いやるために一時的にお別れし、たった一人でイギリスまで追いかける」展開が、少しドラマチックすぎて現実味が薄く感じた。10代の純愛にしては、少し大人びた自己犠牲が多すぎる印象。
- 八尾くんや里村さんなど、周囲の魅力的な脇役たちの切ない片想いや確執が、後半に一気に詰め込まれて処理されたように感じてモヤモヤした。彼らの恋愛や、その後もスピンオフなどでじっくり見せて欲しかった。
良い感想・レビュー
悪い感想・レビュー
私は愛が重すぎて最初は「恋人の髪型に合わせる」などの暴走をしていた花野井くんが、ほたるの純粋な優しさに触れて少しずつ人間らしく穏やかに変わっていく成長にボロ泣きした。本当に尊い純愛漫画。
花野井くんの「他の男と話すだけで露骨に不機嫌になる、人間関係をリセットしようとする」などの依存気質の重さが、私には少し精神的にしんどかった。現実だったら確実にモラハラ気味で、最初は普通に引いた。
森野萌先生の描く、キラキラして透明感のある圧倒的に美麗なカラーイラストと、花野井くんが照れて赤面する時の色気のある作画が完璧。少女漫画界トップレベルの画力の美しさに、毎ページ溜息が出るほど眼福。
お互いに超ピュアで不器用な性格なため、「付き合っているのに、手をつなぐだけで何十話もかかる」じれったすぎる超スローペースな展開に少しイライラした。もっとサクサクと、甘い進展が見たかったのが本音。
ただの恋愛ものじゃなく、「人を大切にするとはどういうことか」を、不器用な二人が傷つきながらも真摯に模索する深い心理描写が素晴らしい。お互いのために一時的にお別れする決断など、描写が丁寧。
ほたるの過去のトラウマや、花野井くんの「誰にも選ばれなかった」という過酷な家庭環境のトラウマなどの掘り下げがかなりヘビー。少女漫画ののほほんとした日常を期待して読むと、精神的に少し胃が痛くなる。
相手役候補の八尾くんが、最後まで本当にいい男すぎて胸が痛んだ。ほたるが自分のトラウマ(髪を切られた過去など)を乗り越えて、自分の足でイギリスまで花野井くんを追いかける展開はガチで感動した。
高校生が「お互いを思いやるために一時的にお別れし、たった一人でイギリスまで追いかける」展開が、少しドラマチックすぎて現実味が薄く感じた。10代の純愛にしては、少し大人びた自己犠牲が多すぎる印象。
2025年秋に最高のハッピーエンドで本編が全18巻で完結し、2026年7月には待望の19巻(番外編)の発売も予定されているのが嬉しすぎる。二人の卒業とその先の未来を綺麗に見届けられて本当に大満足。
八尾くんや里村さんなど、周囲の魅力的な脇役たちの切ない片想いや確執が、後半に一気に詰め込まれて処理されたように感じてモヤモヤした。彼らの恋愛や、その後もスピンオフなどでじっくり見せて欲しかった。





