レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
花野井くんと恋の病 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
花野井くんと恋の病
著者: 森野萌
連載: デザート
評価: 8.6/10
あらすじ
高校1年生の冬、日生ほたるは隣のクラスのイケメン・花野井くんに何気なく傘を貸したことをきっかけに、突然「僕と付き合ってください」と告白される。恋愛に興味がなく恋を知らないほたると、好きな子のために何でもしてあげたい、愛情が重すぎる花野井くん。戸惑いながらも恋する気持ちを知りたいほたるは、彼と「お試し」で付き合うことに。花野井くんの過剰な愛情表現や束縛に驚きつつも、彼の本当の優しさや不器用さに触れ、二人は少しずつ心を通わせていく。過去のトラウマや人間関係への依存といった弱さと向き合いながら、不器用な二人が一緒に成長していく姿を描いた、初々しくてピュアな初恋ラブストーリー!
良い所
- 恋を知らないほたるちゃんと、愛情が重すぎる花野井くんという正反対の二人の組み合わせがとても新鮮でした。初々しくピュアな恋愛模様に、胸がキュンキュンしてすっかり夢中になって読んでいます。
- 花野井くんの愛情表現が時に重すぎるけれど、ほたるちゃんに対してだけ見せる献身的で一途な姿がたまりません!彼の不器用な優しさに触れるたび、私もこんな風に愛されてみたいと本気で憧れてしまいます。
- ただの甘いラブコメにとどまらず、過去のトラウマや人間関係への依存といった精神的な弱さにしっかりと向き合っているのが素晴らしいです。二人が一緒に成長していく過程が丁寧に描かれていて感動しました。
- 最初はお試しでの交際から始まり、少しずつ本当の恋心を育んでいくほたるちゃんの心の変化が愛おしいです。二人がお互いの欠点を補い合いながら絆を深めていく姿に、温かい涙が溢れて止まりません。
- 森野萌先生の描く繊細で美しい作画が、ピュアな初恋の雰囲気にぴったり合っています。花野井くんのふとした瞬間の切ない表情に心を奪われ、この二人の幸せをいつまでも見守っていたいと心から思えます。
悪い所
- 花野井くんの愛情表現や束縛がかなり強いため、読んでいて少しストーカー気味で怖いと感じてしまう瞬間がありました。愛情が重すぎて、純粋なラブストーリーとして素直にキュンとできないのが残念です。
- 序盤のほたるちゃんが恋愛に対してあまりにも無頓着で鈍感すぎるため、二人の展開がとてもじれったく感じてしまいました。もう少し彼女にも恋愛に対する積極的な姿勢を見せてほしかったとヤキモキします。
- トラウマや人間関係の悩みなど、シリアスで重たいテーマも深く扱われるため、終始明るく軽いラブコメを期待して読んだ私には少しギャップがありました。重苦しい展開が続くと精神的に疲れてしまいます。
- 花野井くんの異常なまでの執着心や依存体質が、どうしても健全な恋愛には見えず感情移入できませんでした。少し病的な関係性に思えてしまい、爽やかな青春ものを求めている人には不向きな作品だと思います。
- ほたるちゃんがいい子すぎる反面、自己主張が弱くて花野井くんに流されているように見える場面があり、少しイライラしてしまいました。もっと二人が対等にぶつかり合うような関係性の恋愛が読みたかったです。





