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血を吐くカタルシス!10巻以上で完結したドロドロ復讐劇漫画5選

公開日:2026年07月20日更新日:2026年07月20日

母を殺された子が芸能界に潜り込む【推しの子】、家族を奪われた青年が詐欺師を騙し返すクロサギ、5人の同級生への殺意だけで生きる十字架のろくにん。どれも「奪われた側」が牙をむく物語です。

10巻以上かけて怨みの深まりと仇の追い込みをじっくり描き、結末まで出そろっている完結作だけを5つ選びました。胸のすくカタルシスも、復讐の先に待つ代償も、しっかり味わえる5作です。

時間がない人向け結論:おすすめTOP3

  1. 1位:【推しの子】
  2. 2位:クロサギ
  3. 3位:神さまの怨結び
目次

選び方のポイント

  1. 1. スカッとしたいか、じっくり重さを味わいたいか

    まず自分がどちらを求めているかを決めると選びやすいです。仇が追い詰められる瞬間の爽快さを味わいたいなら、テンポよく標的を落としていくクロサギや十字架のろくにん。じわじわ心を削られる読み心地に浸りたいなら、救いの薄い神さまの怨結びが向いています。

  2. 2. 復讐の「その後」まで描かれているか

    仇を討って終わりではなく、晴らしたあとに主人公が何を失うかまで描く作品ほど後を引きます。神さまの怨結びは怨みの代償そのものが主役で、親愛なる僕へ殺意をこめては復讐者の内側の崩れを追います。読後感の重さで選ぶのも一つの手です。

  3. 3. リアル寄りか、狂気に振り切るか

    同じ復讐でも肌触りは大きく違います。実際の詐欺や社会の仕組みを土台に据えたクロサギは地に足がついた読み口。殺人術や呪いを持ち込む十字架のろくにんや神さまの怨結びは、現実離れした狂気へと振り切っています。どちらの手触りが好みかで選び分けてください。

5作品の比較表

順位作品名ジャンル完結評価
1【推しの子】【推しの子】芸能界/ミステリー/ドラマ完結9.1/10
2クロサギクロサギドラマ/法律/経済/サスペンス完結8.5/10
3神さまの怨結び神さまの怨結びホラー/サスペンス/エロティシズム/ダークファンタジー完結8.2/10
4十字架のろくにん十字架のろくにんドラマ/青年/サスペンス完結8.2/10
5親愛なる僕へ殺意をこめて親愛なる僕へ殺意をこめてミステリー/ドラマ/サスペンス完結9.2/10
1

【推しの子】

完結

アイドルの子に転生した産婦人科医が復讐を誓う、芸能界サスペンス漫画!

【推しの子】
作者
横槍メンゴ/赤坂アカ
掲載誌
週刊ヤングジャンプ
ジャンル
芸能界/ミステリー/ドラマ
完結
完結
評価
9.1/10

良い点

徹底した取材に支えられた芸能界の裏側のリアルな手触りが読みごたえを底上げしています。母の死の謎を追うサスペンスに成り上がりの仕事ドラマとわずかな恋愛が絡む、先の読めない複合ジャンルの組み立てに引きずり込まれ、夢中で読みました。

気になる点

全体に流れる救いのない暗い空気が苦手だと、読んでいて気分が沈みがちです。登場人物の顔が似ていて見分けづらいうえ、佳境に入ってからの展開の迷走が惜しまれます。

こんな人におすすめ

芸能界の華やかな表舞台だけでなく、その裏側の生々しい現実まで取材に基づいて丁寧に描いた重厚な物語を味わいたい人

こんな人には不向き

全体に救いのない暗く重い空気が流れる作風より、明るく前向きな成長物語をゆったり楽しみたい人

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2

クロサギ

完結

家族を失った復讐鬼・黒崎が、詐欺師を専門に騙し返す「黒サギ」となり悪を討つ知略サスペンスだ!

クロサギ
作者
夏原武/黒丸
掲載誌
週刊ヤングサンデー/ビッグコミックスピリッツ
ジャンル
ドラマ/法律/経済/サスペンス
完結
完結
評価
8.5/10

良い点

実在の詐欺の手口が取材に基づいて暴かれ、それを頭脳と変装で完膚なきまでに騙し返すカタルシスがたまらないです。仇の情報を敵から買う歪んだ主従関係の緊張感や、法で裁こうとする者との正義のぶつかり合いも熱く、1話ごとの解決のテンポも見事でした。

気になる点

金融取引やダミー会社の仕組みを説明する解説テキストの多さにテンポが重く感じられます。騙し返す流れが固定化したワンパターンさや、法を盾に主人公を責めるヒロインの正義感にいら立つ人もいます。

こんな人におすすめ

実在する詐欺の手口と裏社会の仕組みが徹底した取材に基づいてリアルに暴かれる知的サスペンスが好きな人

こんな人には不向き

複雑な金融取引やダミー会社の仕組みの解説が多くテキスト量が多くてサクサク読めないと感じやすい人

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3

神さまの怨結び

完結

怨みを晴らす代償は、あまりに重く残酷。地獄へ堕ちゆく少女たちの衝撃の復讐劇!

神さまの怨結び
作者
守月史貴
掲載誌
チャンピオンRED
ジャンル
ホラー/サスペンス/エロティシズム/ダークファンタジー
完結
完結
評価
8.2/10

良い点

蛇様の無邪気さと冷酷さが同居した佇まいに引かれ、倒錯した呪いの代償という設定が執着の物語を際立たせています。美しい絵柄と退廃的な中身のぞくぞくする落差にも痺れます。世界の謎が巻を追うごとに解けていく重層的な作りで、夜通し読み耽ってしまいました。

気になる点

いじめや性的虐待を背景にした生々しい負の描写は、精神を削られるほど重く人を選びます。誰も幸せにならない閉塞した展開が続くうえ、後半の神々の戦いへの路線変更に置いていかれそうになります。

こんな人におすすめ

救いのない展開が続くのに読む手が止まらない、美しくて溜息が出る絶望の描き方が好きな人

こんな人には不向き

いじめや性的虐待を背景にした生々しい描写に、精神的にごっそり削られる重さが苦手な人

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4

十字架のろくにん

完結

家族を奪った5人の『悪魔』。殺人術を極めた少年が、血塗られた復讐劇の幕を上げる。救済なきバイオレンス・サスペンス!

十字架のろくにん
作者
中武士竜
掲載誌
マガジンポケット
ジャンル
ドラマ/青年/サスペンス
完結
完結
評価
8.2/10

良い点

標的を一人ずつ落としていく復讐劇としてのカタルシスが凄まじく、夢中で読み耽りました。祖父直伝のロジカルで残酷な殺人術の描写から張り詰めた執念が伝わってきます。次は誰がどうなるのかと驚かされ続ける予測不能な展開に、心拍数が上がりっぱなしでした。

気になる点

過激なイジメや拷問の場面が連続するため、繊細な読者はうまく物語に入れない瞬間があるかもしれません。救いのない重い展開が続き、勢いと狂気の演出に置いていかれそうになる瞬間もあります。読み終えると、どっと押し寄せる疲労感が残ります。

こんな人におすすめ

理不尽な暴力に対する因果応報を、冷徹で容赦のない復讐として描き切るカタルシスに共鳴できる人

こんな人には不向き

凄惨なイジメや拷問の描写が連続する、精神的に重くバイオレンスな作風に耐性がない人

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5

親愛なる僕へ殺意をこめて

完結

連続殺人鬼の息子、そして自らの中に潜む『もう一人』。二重人格の恐怖と謎を描く、衝撃のサイコサスペンス必見の話題作。

親愛なる僕へ殺意をこめて
作者
井龍一/伊藤翔太
掲載誌
週刊ヤングマガジン
ジャンル
ミステリー/ドラマ/サスペンス
完結
完結
評価
9.2/10

良い点

息もつかせぬ先の読めない怒涛の展開に惹き込まれ、次はどうなるのかと声が出るほど夢中で読みました。二重人格という設定の巧みな使い方で、エイジの絶望に心を揺さぶられます。張り巡らされた伏線が回収されていく快感に震えながら、一気に読み終えてしまいました。

気になる点

残虐な殺害描写や胸糞の悪い展開が連続するため、平和な物語を好む人はうまく入り込めないかもしれません。主人公の状況が絶望的で、過酷すぎる心理の闇が続きます。読み終えるとどっと疲れが残り、静かな対話の場面がもう少し欲しくなります。

こんな人におすすめ

連続殺人鬼の息子が自らの中に「もう一人」を持つという設定のサイコサスペンスに引き込まれたい人

こんな人には不向き

連続殺人・二重人格などのサイコホラー的な設定とその描写が精神的に重くなりやすい人

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目的別のおすすめ

よくある質問

復讐漫画って後味が悪いイメージですが、読み終えてつらくなりませんか?

作品によります。クロサギや十字架のろくにんは仇が報いを受ける爽快さが前に出るので、読後は比較的すっきりします。一方で神さまの怨結びや親愛なる僕へ殺意をこめては救いの薄い展開が続くため、重い後味が残ります。気分に合わせて選ぶのがおすすめです。

復讐がちゃんと果たされる作品ばかりですか?

ここで選んだ5作は、どれも復讐が物語の背骨になっていて、結末までしっかり描かれています。ただし「果たして幸せになる」とは限りません。晴らした先に主人公が何を失うかまで描く作品も多く、そこがドロドロ復讐劇の読みどころです。

グロテスクな描写が苦手でも読めますか?

5作の中では幅があります。クロサギは詐欺を頭脳戦で描くため流血描写は控えめです。逆に十字架のろくにんや神さまの怨結びは残酷な場面が続くので、苦手な人は身構えておいたほうがいいです。まずはクロサギや【推しの子】から入るのが安全です。

全部完結していますか?途中で止まっている作品はありませんか?

5作すべて完結済みです。10巻以上かけて怨みの深まりと決着まで描き切っているので、続きを待たされることなく最後まで一気に読めます。

まとめ

ここで並べた5作に共通するのは、大切なものを奪われた人間が、残りの人生を丸ごと復讐に賭けるという覚悟です。仇を追い詰める爽快さの裏には、必ず主人公が背負う代償があり、その重さこそがドロドロ復讐劇の芯になっています。スカッとしたい夜も、心を深く揺さぶられたい夜も、この5作のどれかが応えてくれます。晴らした怨みの果てに何が残るのか、その結末をぜひ見届けてください。