最終更新日:
十字架のろくにん の感想と評価(良いところ、悪いところ)
十字架のろくにん
著者: 中武士竜
連載: 週刊ヤングマガジン
評価: 7.7/10
あらすじ
幼少期に家族を惨殺され、自らも壮絶ないじめを受けてきた漆間俊。彼は生き延びたのち、加害者たちへの復讐を誓い、冷徹に計画を実行していく。復讐の連鎖と人間の闇を描き出す、衝撃的なサスペンス漫画。
良い所
- 復讐の計画が緻密で、先の展開が読めず引き込まれた。
- 主人公の冷徹さと狂気が際立ち、強烈な印象を残した。
- いじめや暴力の描写がリアルで、社会問題を考えさせられた。
- 絵柄が迫力あり、緊張感が最後まで途切れなかった。
- 復讐劇としてのカタルシスが強く、読後感が鮮烈だった。
悪い所
- 暴力描写が過激で、読むのが辛くなる場面が多かった。
- 主人公に共感しにくく、感情移入が難しかった。
- 救いのない展開が続き、気分が重くなった。
- キャラクターの背景説明が少なく、動機が浅く感じられる部分があった。
- 同じような復讐のパターンが繰り返され、単調に思える巻もあった。




