レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
ハンマーセッション! の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ハンマーセッション!
完結連載: 週刊少年マガジン
評価: 7.6/10
あらすじ
医者や弁護士だけを狙う第一級詐欺師が、護送車の事故に乗じて逃げ出した先は、荒れきった中学校だった。放火寸前の新任教師を取り押さえた縁で、そのまま数学教師になりすます羽目になる。不登校、恐喝、万引き、モンスターペアレント。教室に転がる問題を前に、彼が振るうのは説教でも拳でもなく、人の心を丸ごと動かす詐欺の手口だ。生徒の根性を脳天から叩き直す衝撃的授業が、ひとりずつ子どもたちを引き戻していく。ありえない話のはずが、読み進めるほど妙な説得力に飲み込まれていく。やがて警察の手が学園に伸びる。最後に選んだのは、自ら手錠をかけられる姿を生徒へ見せる授業だった。嘘つきが本気で人を救う、痛快な学園ドラマ!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 人の心を動かす詐欺師の心理テクニックが、種明かし付きで毎回語られる展開にわくわくする人
- 無茶な設定でも勢いで押し切ってくれる型破りな学園ものを、細かいことは抜きで楽しみたい人
- 荒れた生徒が一話ごとに救われていく、後味のいい一話完結の流れをテンポよく追いたい人
向いていない人
- 教育の現場をまじめに描いた話を求めていて、力ずくの指導が痛快に扱われるのが苦手な人
- 似た形の事件と鮮やかな解決が何度も続くと飽きてしまい、話の起伏の変化を強く求める人
- 登場人物の心変わりには順を追った積み重ねがほしくて、あっけない改心に白けてしまう人
良い感想・レビュー
- 詐欺師が教師になるという着眼点だけで勝ちだと思った。騙されたつもりで読み始めたら、初日から生徒の心をつかみにいく手際に引き込まれる。こんな先生がいたら学校が毎日面白かっただろうな。
- 人の心って、ここまで簡単につかまれてしまうものなんですね。読みながら何度もそう考えさせられました。手口の種明かしが毎回きちんと用意されていて、何度読み返しても飽きません。
- 超展開の連続なのに、中身はちゃんと人間ドラマだった。生徒も同僚もそれぞれ厄介なところを抱えていて、キャラの人間くささが話を支えている。設定の派手さだけの漫画じゃない。
- そんなにうまくいくかよ、と口では言いながら、読み終わるころには納得している自分がいた。無茶な前提を力ずくで通してしまう謎の説得力がある。この一点だけでも読む値打ちあり。
- 終わり方に泣かされた。綺麗事でまとめず、自分が捕まる姿を見せる形で締めくくったのがかっこよすぎる。手錠の場面と、去り際に交わす何気ないやりとりの苦さが今も残ってる。
悪い感想・レビュー
- 脅して言うことを聞かせる場面が続くのがつらかった。追い詰められた子どもは壊れることもあるのに、そこを飛ばして力ずくの更生を痛快に描いてしまう。学校の話としては受け入れづらい。
- 心理の手口そのものには感心しました。ただ、読み進めるうちに同じ型の繰り返しに見えてきます。事件が起きて鮮やかに解く流れが続き、後半はマンネリを感じて手が止まりました。
- 一話ごとの解決が早すぎる。荒れていた生徒も、乗り込んできた親も、あっという間に態度を変えてしまう。改心の速さに追いつけず、そんなにうまく転がる世の中かと冷めた目で見た。
- 誰かのレッテルを剥がすために、別の誰かが悪者の位置へ回されることがある。それで解決と言われても釈然としない。すっきりしない後味が残る回がいくつかある。
- 免許もない逃亡中の人間が教壇に立ち、子どもの心を思いのまま動かす。ここを飲み込むのに時間がかかった。教師ものの定番をなぞる筋も多く、目新しさは途中で薄れていく。
良い感想・レビュー
- 詐欺師が教師になるという着眼点だけで勝ちだと思った。騙されたつもりで読み始めたら、初日から生徒の心をつかみにいく手際に引き込まれる。こんな先生がいたら学校が毎日面白かっただろうな。
- 人の心って、ここまで簡単につかまれてしまうものなんですね。読みながら何度もそう考えさせられました。手口の種明かしが毎回きちんと用意されていて、何度読み返しても飽きません。
- 超展開の連続なのに、中身はちゃんと人間ドラマだった。生徒も同僚もそれぞれ厄介なところを抱えていて、キャラの人間くささが話を支えている。設定の派手さだけの漫画じゃない。
- そんなにうまくいくかよ、と口では言いながら、読み終わるころには納得している自分がいた。無茶な前提を力ずくで通してしまう謎の説得力がある。この一点だけでも読む値打ちあり。
- 終わり方に泣かされた。綺麗事でまとめず、自分が捕まる姿を見せる形で締めくくったのがかっこよすぎる。手錠の場面と、去り際に交わす何気ないやりとりの苦さが今も残ってる。
悪い感想・レビュー
- 脅して言うことを聞かせる場面が続くのがつらかった。追い詰められた子どもは壊れることもあるのに、そこを飛ばして力ずくの更生を痛快に描いてしまう。学校の話としては受け入れづらい。
- 心理の手口そのものには感心しました。ただ、読み進めるうちに同じ型の繰り返しに見えてきます。事件が起きて鮮やかに解く流れが続き、後半はマンネリを感じて手が止まりました。
- 一話ごとの解決が早すぎる。荒れていた生徒も、乗り込んできた親も、あっという間に態度を変えてしまう。改心の速さに追いつけず、そんなにうまく転がる世の中かと冷めた目で見た。
- 誰かのレッテルを剥がすために、別の誰かが悪者の位置へ回されることがある。それで解決と言われても釈然としない。すっきりしない後味が残る回がいくつかある。
- 免許もない逃亡中の人間が教壇に立ち、子どもの心を思いのまま動かす。ここを飲み込むのに時間がかかった。教師ものの定番をなぞる筋も多く、目新しさは途中で薄れていく。
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