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レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:

ラジエーションハウス の感想と評価(良いところ、悪いところ)

ラジエーションハウス

ラジエーションハウス

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著者: 横幕智裕モリタイシ

連載: グランドジャンプ

ジャンル: 医療ドラマ青年

評価: 9.1/10

あらすじ

診療放射線技師・五十嵐唯織。レントゲンやCT、MRIなどの画像撮影において卓越した技術と驚異的な読影能力を持つ彼は、憧れの幼馴染であり、放射線科医として病院に勤務する甘春杏を技師として支えるために採用される。しかし、唯織は極度のコミュ障であり、医師免許を持つという驚きの経歴を隠して一介の技師として働き始める。他の医師たちが見落としてしまうような微細な異常や影から隠れた病因を次々と暴き、患者の命を救っていく唯織と、彼を取り巻くラジエーションハウスの熱き仲間たち。見えない病を見つけ出し現代医療の最前線を走る、画像診断医療ドラマの金字塔!

読む前に確認したい相性

向いている人

  • 画像診断という縁の下の力持ちに光を当てた医療ミステリーとして、謎解きのような展開を楽しめる人
  • 詳しくなかった分野の医療知識を物語を通じて自然に吸収しながら、実用的に楽しみたい人
  • じれったいが微笑ましい、不器用な幼馴染の純粋な恋模様をゆったり見守りたい人

向いていない人

  • 毎回都合よく難症例が現れるパターン化した展開に、すぐご都合主義を感じてしまう人
  • 幼馴染の恋愛が長期にわたってなかなか進展しないことに強いもどかしさを感じる人
  • 専門的な医療用語や画像診断の解説パートが多く、テンポよくサクサク読み進めたい人

良い感想・レビュー

  1. 外科医ではなく放射線技師という画像診断の裏方のプロに光を当てた斬新な切り口に一瞬で魅了された。現代医療の重要性が裏方の視点からリアルに描かれていて、知的好奇心がものすごく刺激される。
  2. 唯織がCT画像などの微細な違和感から病名を見抜く医療ミステリーとしての面白さが本当に秀逸だ。謎解きのように病変を突き止め、患者を救っていく展開は読んでいて毎回とても胸が熱くなる。
  3. モリタイシ先生の描く安定した非常に綺麗な作画が、難解な医療シーンに説得力を与えている。チーム『ラジハ』のメンバーそれぞれの豊かな表情やコミカルなやり取りも愛らしくて読んでいて楽しい。
  4. 唯織が杏のために最高の画像を送るという、幼馴染同士の不器用でじれったい純粋な恋愛が本当に微笑ましい。二人のなかなか進まない距離感にやきもきしつつも、私自身ずっと応援したくなってしまう。
  5. 新人の広瀬裕乃をはじめ、登場する技師たちの葛藤や成長が丁寧に描かれる極上の医療チームドラマが大好きだ。命と真摯に向き合う彼らのプロ意識の高さに、毎回深く考えさせられ、感動してしまう。

悪い感想・レビュー

  1. 毎回都合よく撮影困難な稀少病患者が搬送され、唯織がそれを見破るというパターン化されたご都合主義が少し目についた。都合が良すぎる展開が続くため、ストーリーとしての深みが物足りない気がした。
  2. 唯織と杏の恋の進展がいくら何でも遅すぎる。お互いのすれ違いや唯織の煮え切らない態度に、恋愛の展開がかなり遅くてじれったいと感じる。もう少し物語のメインの進展を早くしてほしくてイライラした。
  3. 画像データの解説部分や検査の専門的な手順など、専門用語が多くて理解が難しい場面が多々あった。図解や画像だけで病状の違いを直感的に捉えにくく、文字量が多いためテンポが重く感じる。
  4. ローテーション業務でがんの治療放射線科に異動してから、メンバーが変わって温度差を感じた。がん治療という重いテーマは良いが、以前の和気あいあいとした雰囲気が好きだったのでギャップを感じた。
  5. 医師免許がありながらあえて技師を続ける設定など、現実ではあり得ないリアリティに欠ける医療描写に時折冷めてしまった。大人の複雑な医療制度を綺麗事だけで解決しているように感じる時がある。

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