レビュー著者: 漫画よしあし
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キングダム の感想と評価(良いところ、悪いところ)
良い所
- 大軍勢が激突する戦場の臨場感と、手に汗握る戦略の応酬に、毎巻叫び出したいほどの興奮を覚えています!信が壁を乗り越え、将軍へと駆け上がっていく姿に、私の魂も熱く燃え上がりました!
- 敵将であっても一人ひとりに深い志とバックボーンが用意されているため、単なる勧善懲悪に終わらない重厚なドラマに何度も涙しました。特に王騎将軍の最期のシーンは、私の人生の中で一生語り継ぐ名シーンです。
- 嬴政という若き王が掲げる「中華統一による争いのない世界」という果てなき理想。その高貴な志に打たれ、私も彼らと共に中華の夜明けを見届けたい、と強く願わずにはいられません。
- 一コマ一コマから血の通った人間の「熱」が伝わってくる、原泰久先生の圧倒的な筆致。武将たちの咆哮や、大地を震わせる馬蹄の音が耳に届くような錯覚を覚えるほどの迫力に、いつも圧倒されています!
- 物語が長期化しても「天下の大将軍」という原点の熱量が全く衰えないことに驚かされます。読み終えるたびに、自分も現実の戦場で戦う勇気をもらえるような、私にとって唯一無二のバイブルです!
悪い所
- 一つの合戦が非常に長く丁寧に描かれるため、物語全体の進展がかなり遅く感じられてしまう時期があります。早く中華の統一を見たいと願う私には、膠着状態が続く巻を読むのが少ししんどかったです。
- キャラクターのセリフ回しや演出が非常にオーバーで熱血すぎるため、たまにそのテンションの高さについていけず、冷めてしまう瞬間がありました。もう少し静かに物語を動かしてほしいと感じる場面も。
- 物語のスケールが大きくなるにつれて、主人公の信が「ご都合主義」的に無双しすぎるように見える描写があり、初期の泥臭い死闘に惹かれていた私には、少し緊張感が薄れてしまったように感じられて残念でした。
- 一部の凄惨な拷問や殺戮の描写がかなりエグいため、そうした残酷な表現に耐性がない私は、ページを捲るのが苦痛で思わず目を逸らしてしまったことが何度かありました。もう少しマイルドにしてほしいです。
- 78巻を超えてもまだ終わりの兆しが見えない長期連載に、正直なところ「いつ終わるんだろう」と完結への不安を感じています。この熱量が最後まで維持されるのか、私の中での期待と不安が入り混じっています。




