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レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:

メイドインアビス の感想と評価(良いところ、悪いところ)

メイドインアビス

メイドインアビス

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著者: つくしあきひと

連載: WEBコミックガンマ

ジャンル: 青年漫画サバイバル冒険ダークファンタジー

評価: 9.5/10

あらすじ

人類最後の秘境とされる巨大な縦穴『アビス』。深淵に眠る母に会うため、見習い探窟家の少女リコは、記憶喪失のロボットの少年レグと共に、生還不能とされる奈落の底へと旅立つ!可愛らしい絵柄とは裏腹に、下層へ進むほど過酷さを増す『アビスの呪い』や、異形の生物たちが牙を剥く凄惨なサバイバル。ナナチやプルシュカといった愛らしくも壮絶な宿命を背負った仲間たちとの出会いと、時に五体損壊や生命の尊厳を問うあまりに容赦のないダークな世界観。2026年公開の新作映画『目覚める神秘』の制作決定でも話題の、唯一無二のダークファンタジーアドベンチャー!

読む前に確認したい相性

向いている人

  • 愛らしい絵柄と生々しいグロテスクな世界観が融合した独特のダークファンタジーを楽しめる人
  • 緻密に作り込まれた独自の生態系や遺物が存在する異世界を、学術探検するような感覚で読みたい人
  • どんなに過酷な現実に直面しても前へ進もうとする少年少女の純粋な衝動と美学に魂を揺さぶられたい人

向いていない人

  • かわいらしい絵柄とは裏腹に、嘔吐・出血・切断などの過激な残虐描写が容赦なく出てくる作品が苦手な人
  • 仲間や周囲を巻き込む危険をいとわず、自分の好奇心を最優先にする主人公の行動原理に共感しにくい人
  • 長期連載・不定期更新で巻を重ねるごとに設定が難解化していく作品についていきにくい人

良い感想・レビュー

  1. 俺、絵本のようにつややかで愛らしいタッチの作画と、その奥に広がる深淵「アビス」の生々しくグロテスクな狂気のギャップにガチで引き込まれた。おぞましくも美しい、唯一無二のダークファンタジー。
  2. チビなリコとレグが、奈落の底へ進むほど身体を蝕む過酷な「アビスの呪い」に抗いながら、ただ真っ直ぐ母を目指す旅路に涙が止まらない。ナナチの壮絶な過去のエピソードは、本気で布団の中で大号泣した。
  3. つくしあきひと先生の「アビスの異形な生態系や、古代遺物の緻密な設定」の狂気的なまでの作り込みが素晴らしい。ただの冒険ものじゃなく、まるで実在する異世界を学術探検しているような驚異的な説得力。
  4. 2026年公開予定の新作劇場版『目覚める神秘』の制作決定と、キネマシトラスによる圧巻の映像化の継続に大興奮!ケヴィン・ペンキン氏の神がかった音楽とともに、あの過酷な新章がまた映画館で観られる。
  5. 「あこがれは止められない」という、命の尊厳や五体損壊の絶望すら超えて深淵に魅了されていく人間たちの狂気と美学に魂を揺さぶられた。どんなに地獄のような過酷な展開でも、生命の輝きが優しく胸に響く。

悪い感想・レビュー

  1. リコたちの可愛らしい絵柄に騙されて読むと、嘔吐や出血、腕の切断や人間性の喪失といったあまりにえげつない残虐描写にガチでトラウマを植え付けられる。精神的ダメージが強すぎて、読むのに凄まじい覚悟がいる。
  2. 竹書房のWEBコミックガンマでの更新頻度が非常に遅く、単行本(最新14巻)が出るスパンが年に1回近く空く遅さがとにかくじれったい。新刊が出る頃には、前巻の複雑な第六層の設定やキャラを忘れている。
  3. ボンドルドの非道な人体実験や、プルシュカがカートリッジにされて消費されるような悪意なき異常なフェティシズムが、私には生理的に受け付けず不快だった。作者の狂気的なこだわりが少し過激すぎて人を選ぶ。
  4. アビスの最深部へ進むにつれて、「価値の境界」や「成れ果て」の仕組みなどの設定やルール説明が難解になりすぎて、頭がついていけなくなった。もう少し初期の、シンプルなサバイバル大冒険が見たかった。
  5. 主人公のリコが、自分の知的好奇心とワガママのためにレグや周囲の仲間を平気で危険に晒しているように見えて、僕は少し感情移入しきれなかった。綺麗事で押し通すには、犠牲にするものが大きすぎるのが本音。

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