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メイドインアビス の感想と評価(良いところ、悪いところ)
メイドインアビス
著者: つくしあきひと
連載: WEBコミックガンマ/まんがライフWIN
評価: 9.4/10
あらすじ
人類最後の秘境と呼ばれる巨大な縦穴『アビス』。その縁に築かれた街オースに暮らす孤児の少女リコは、偉大な探窟家だった母ライザのようになることを夢見ていた。ある日、探窟中に出会った記憶喪失のロボット少年レグと共に、母から届いた手紙を手掛かりにアビスの深層を目指す。未知の生物や遺物、そして過酷な“アビスの呪い”が待ち受ける中、二人は奈落の底へと旅立つ。
良い所
- 緻密で美しい背景描写が圧倒的で、アビスの神秘と恐怖がページから溢れ出してくる。
- 可愛らしいキャラクターデザインと過酷で残酷な物語展開のギャップが強烈な印象を残す。
- 世界観の作り込みが非常に細かく、設定や生態系、遺物の描写に説得力がある。
- キャラクター同士の絆や感情のやり取りが丁寧に描かれ、感動的な場面が多い。
- 冒険のワクワク感と同時に、命の重さや選択の残酷さを突きつけられる深みがある。
悪い所
- 残酷描写やグロテスクなシーンが多く、人によっては読むのが辛くなる。
- 物語の進行がゆっくりで、更新間隔も長いため展開を待つのがもどかしい。
- 専門用語や固有名詞が多く、初見では理解しづらい部分がある。
- シリアスな展開が続くと気持ちが重くなり、気軽に読み進められない。
- 一部のエピソードは説明が長く、テンポが停滞する印象を受ける。


