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シティーハンター の感想と評価(良いところ、悪いところ)
シティーハンター
著者: 北条司
連載: 週刊少年ジャンプ
評価: 9.2/10
あらすじ
新宿を拠点に活動する凄腕のスイーパー(始末屋)・冴羽獠は、相棒の槇村香と共に、依頼人を守るために危険な任務を請け負う。普段は女好きで軽薄な言動を見せるが、いざ仕事となれば超一流の射撃技術と冷静な判断力で依頼を遂行する。美女依頼人との出会い、裏社会との対決、仲間との絆、そして香との微妙な関係を軸に、笑いとシリアスが交錯する物語が展開される。
良い所
- 冴羽獠の三枚目と二枚目のギャップが魅力的で、決めるときの格好良さに惚れ込む。
- 香との掛け合いがテンポ良く、コメディとシリアスのバランスが絶妙。
- 物語後半になるにつれて画力と心理描写が格段に向上し、感情移入しやすくなる。
- 脇役の海坊主や冴子など、サブキャラクターも個性豊かで物語を盛り上げている。
- 一話完結型の依頼エピソードが多く、どこから読んでも楽しめる構成になっている。
悪い所
- 序盤は下ネタや軽いギャグが多く、人によっては下品に感じることがある。
- 美女依頼人が登場して事件解決というパターンが多く、展開がワンパターンに感じられる。
- 香と獠の恋愛描写が唐突に進む場面があり、関係性の変化に説得力が欠ける部分がある。
- 依頼人やゲストキャラクターが使い捨てのように再登場しないことが多い。
- 初期は絵柄がやや古く感じられ、現代の読者には入り込みづらい可能性がある。


