レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
ヨソジの春 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ヨソジの春
連載: 恋するソワレ
評価: 8.5/10
あらすじ
仕事一筋で真面目、だけど無趣味で地味な独身事務職の坂上つぼみ。40歳を迎えた誕生日の夜、彼女に突然の告白をしたのは、12歳年下で社内の営業エースである28歳の中嶌航平だった!『40歳の自分なんて、若くて有能な彼に不釣り合いだ』と頑なに心を閉ざし、年の差や世間の目に戸惑い葛藤するつぼみ。だが、中嶌の一途で真っ直ぐな情熱と誠実さに、彼女の凍りついていた心がゆっくりと溶かされていく。仕事、老い、将来への不安といったアラフォーならではのリアルな悩みを丁寧にすくい上げ、不器用な大人の新たな人生の一歩を描く、全4巻完結の極上の年の差オフィスラブストーリー!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 将来を諦めかけた大人が、年下のまっすぐな一途さに少しずつ救われていく過程に共感したい人
- 老いやキャリア、身体の悩みなど大人の恋ならではの葛藤を丁寧に描く作品を読みたい人
- 短く綺麗にまとまった、完結済みの年の差ラブストーリーを味わいたい人
向いていない人
- 主人公が自分を卑下して悩み続ける姿に、もどかしさを感じやすい人
- 両想いでも年齢差を気にして進まない展開を、じれったく感じてしまう人
- 誇張された意地悪な脇役の登場を、読んでいて不快に感じやすい人
良い感想・レビュー
- 私は「40歳を迎えて将来に諦めていたつぼみが、12歳年下の中嶌の真っ直ぐな一途さに救われていく過程」にボロ泣きした。年齢を言い訳にせず、もう一度人を愛そうと勇気を出す姿に本気で励まされる。
- 中嶌くんがチャラい営業エースかと思いきや、つぼみの年齢をすべて受け入れた上で不器用に溺愛する一途な男気が本当に格好いい!彼の「俺じゃ駄目ですか」って真剣に迫る名セリフには本気で心臓が跳ねた。
- 40代女性が直視せざるを得ない「老い、今後のキャリア、世間体、自分の身体のコンプレックス」といった極めてリアルな悩みが丁寧に描かれている。ただの甘いファンタジーじゃない、地に足の着いた重厚なドラマ。
- まさきりょう先生の柔らかくて大人の色気を感じる繊細なタッチの作画が本当に素晴らしい。特につぼみが戸惑って頬を染める表情や、中嶌くんの包み込むような優しい抱擁のシーンは、絵が美しくて眼福すぎ。
- 分冊版(24巻)を経て、電子特装版全4巻で二人の未来(結婚とその先)まで完璧にハッピーエンドとして描き切った構成が素晴らしい。余韻が本当に温かくて、大人のための最高のハッピーエンドコミック。
悪い感想・レビュー
- つぼみの「40歳のオバサンな自分なんて」と自分を卑下してクヨクヨ悩み続ける態度に、読んでいて少しイライラした。中嶌くんがあんなに真っ直ぐ愛してくれているのだから、もっと素直に甘えてほしい。
- アラフォー女性をターゲットにしているせいか、周囲の「40代なのに独身なんて」とあざ笑うモブや同僚の意地悪な態度が少し過剰で読んでいて不快だった。ドラマを煽るための嫌なキャラが多くて少し胃が痛い。
- 全4巻(分冊版24巻)と短いのもあるが、二人の結婚から将来設計までの展開が後半に一気に詰め込まれていて駆け足に感じた。もう少し、同棲生活の日常や、周囲の家族への挨拶のエピソードをじっくり見たかった。
- 「美人で有能、料理もできる年上女性が、なぜかイケメン年下男子に執着されて溺愛される」という、都合の良すぎる女性向け妄想ファンタジーに冷めてしまった。二人の年齢差に少し現実的な違和感が残る。
- お互いに両想いなのが分かりきっているのに、世間の目や年齢差を気にして一向に肉体関係に進まないじれったさに、せっかちな僕は少し退屈した。もっと早く、大人のカップルらしい進展が見たかったのが本音。
良い感想・レビュー
悪い感想・レビュー
私は「40歳を迎えて将来に諦めていたつぼみが、12歳年下の中嶌の真っ直ぐな一途さに救われていく過程」にボロ泣きした。年齢を言い訳にせず、もう一度人を愛そうと勇気を出す姿に本気で励まされる。
つぼみの「40歳のオバサンな自分なんて」と自分を卑下してクヨクヨ悩み続ける態度に、読んでいて少しイライラした。中嶌くんがあんなに真っ直ぐ愛してくれているのだから、もっと素直に甘えてほしい。
中嶌くんがチャラい営業エースかと思いきや、つぼみの年齢をすべて受け入れた上で不器用に溺愛する一途な男気が本当に格好いい!彼の「俺じゃ駄目ですか」って真剣に迫る名セリフには本気で心臓が跳ねた。
アラフォー女性をターゲットにしているせいか、周囲の「40代なのに独身なんて」とあざ笑うモブや同僚の意地悪な態度が少し過剰で読んでいて不快だった。ドラマを煽るための嫌なキャラが多くて少し胃が痛い。
40代女性が直視せざるを得ない「老い、今後のキャリア、世間体、自分の身体のコンプレックス」といった極めてリアルな悩みが丁寧に描かれている。ただの甘いファンタジーじゃない、地に足の着いた重厚なドラマ。
全4巻(分冊版24巻)と短いのもあるが、二人の結婚から将来設計までの展開が後半に一気に詰め込まれていて駆け足に感じた。もう少し、同棲生活の日常や、周囲の家族への挨拶のエピソードをじっくり見たかった。
まさきりょう先生の柔らかくて大人の色気を感じる繊細なタッチの作画が本当に素晴らしい。特につぼみが戸惑って頬を染める表情や、中嶌くんの包み込むような優しい抱擁のシーンは、絵が美しくて眼福すぎ。
「美人で有能、料理もできる年上女性が、なぜかイケメン年下男子に執着されて溺愛される」という、都合の良すぎる女性向け妄想ファンタジーに冷めてしまった。二人の年齢差に少し現実的な違和感が残る。
分冊版(24巻)を経て、電子特装版全4巻で二人の未来(結婚とその先)まで完璧にハッピーエンドとして描き切った構成が素晴らしい。余韻が本当に温かくて、大人のための最高のハッピーエンドコミック。
お互いに両想いなのが分かりきっているのに、世間の目や年齢差を気にして一向に肉体関係に進まないじれったさに、せっかちな僕は少し退屈した。もっと早く、大人のカップルらしい進展が見たかったのが本音。




