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チェンソーマン の感想と評価(良いところ、悪いところ)

チェンソーマン

チェンソーマン

著者: 藤本タツキ

連載: 少年ジャンプ+/週刊少年ジャンプ

ダークファンタジーアクションホラー

評価: 9.5/10

あらすじ

極貧生活を送る少年・デンジは、チェンソーの悪魔ポチタと共にデビルハンターとして日銭を稼いでいた。ある日、裏切りにより命を落とすが、ポチタと契約し心臓を共有することでチェンソーマンとして蘇る。公安のデビルハンターとして悪魔と戦う日々の中で、仲間との出会いや別れ、そして人間と悪魔の境界を揺るがす壮絶な戦いに巻き込まれていく。

良い所

  • 序盤から衝撃的な展開が続き、先が読めないストーリーに一気に引き込まれた。
  • デンジの欲望に忠実で人間臭いキャラクター像が新鮮で、従来の少年漫画主人公像を覆している。
  • バトルシーンの迫力と構図の巧みさが圧倒的で、ページをめくる手が止まらなかった。
  • ギャグとシリアスの落差が絶妙で、緊張感と笑いが交互に訪れる構成が心地よい。
  • 悪魔や魔人のデザインが独創的で、世界観の不気味さと魅力を強く引き立てている。

悪い所

  • グロテスクな描写が多く、耐性がないと読むのがきつい場面がある。
  • 展開が急でキャラクターの背景や心情描写が浅く感じる部分があった。
  • 主要キャラクターの死が唐突で、感情移入する前に退場してしまうことが多い。
  • ギャグのノリが合わないとシリアスとの温度差が違和感になる。
  • 物語のテーマやメッセージが抽象的で、読み手によっては理解しづらい。

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