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ガクサン の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ガクサン
著者: 佐原実波
連載: モーニング/コミックDAYS
評価: 8.7/10
あらすじ
参考書出版社『いぶき社』に中途入社した茅野うるしは、配属先で出会ったのは社会人としては問題だらけだが参考書知識は異常に豊富な男・福山。クセの強い参考書オタクとサブカル好きの新人編集者が、学習参考書の魅力を世に広めるために奔走する。出版業界の裏側や参考書制作の現場を、笑いと情熱を交えて描くお仕事コメディ。
良い所
- 参考書制作の裏側が細かく描かれていて勉強になる。
- 福山のキャラが強烈で、うるしとの掛け合いが面白い。
- 実在の参考書を題材にしているためリアリティが高い。
- テンポの良い会話と小ネタが多く、笑いながら読める。
- 仕事への情熱や信念が描かれていて胸を打たれる。
悪い所
- 参考書や出版業界に興味がないと入り込みにくい。
- 福山の言動が過剰で、好みが分かれるキャラクター。
- 専門用語や業界知識が多く、説明がやや冗長に感じる部分がある。
- 大きな事件やドラマが少なく、淡々としている巻もある。
- 登場人物の背景描写が浅く、感情移入しづらい場面がある。





