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バキ外伝 ガイアとシコルスキー ~ときどきノムラ 二人だけど三人暮らし~ の感想と評価(良いところ、悪いところ)

バキ外伝 ガイアとシコルスキー ~ときどきノムラ 二人だけど三人暮らし~

バキ外伝 ガイアとシコルスキー ~ときどきノムラ 二人だけど三人暮らし~

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著者: 林たかあき板垣恵介

連載: 月刊少年チャンピオン

ジャンル: スピンオフ少年マンガ日常コメディ格闘

評価: 8.3/10

あらすじ

最凶死刑囚シコルスキーは、超軍人ガイアとの地下闘技場での死闘に「オレの負けだッ」と絶叫し敗北を喫した。それから幾日か、リベンジを誓ったシコルスキーはガイアのもとへ押しかけるが、なぜか二人はなんやかんやで同棲を開始し、四畳半のアパートで奇妙な共同生活がスタートする。日本の一般家庭に溶け込もうと努めるガイアと、慣れない日本の暮らしに右往左往するシコルスキー、そこに気弱なもう一つの人格ノムラと、味のある大家さんも加わり、買い物や料理、ボルシチ作りや公園での追いかけっこにまで全力で挑む。今度の死闘は四畳半が舞台、刃牙シリーズ衝撃の同棲スピンオフコメディ!

良い所

  • メインキャラとは到底言えないチョイスでここまで面白くなるとは思わなかった。数ある刃牙スピンオフの中でも、この組み合わせだけはしっかり続けてほしいと願ってしまう一作です。
  • ガイアとノムラの二重人格、そしてシコルスキーとの絡み合いがとにかく楽しい。そこに大家さんまで加わることで、まるで漫才のような掛け合いが成立しているのが最高でした。
  • リベンジに燃えてやってきたはずのシコルスキーが、ガイアの手の上で見事に踊らされているのが笑える。二人で生活する様子そのものが珍バトルになっていて面白かったです。
  • ボルシチの材料を投げるガイアと、知らずにジャガイモをカービングナックルで刻むシコルスキーの珍バトルが秀逸。公園で全力疾走する追いかけっこも腹を抱えて笑えました。
  • 本編で激闘を繰り広げていた頃の絵柄が見事に再現されていて、当時のファンには嬉しい。身体能力を殺し合い以外に活かす闘士たちの日常コメディとして完成度が高いです。

悪い所

  • ギャグのレベルが低くて、共感できる笑いも驚きもほとんど感じられなかった。ふーんという感じで読み終わってしまい、わざわざ追いかける気にはなれなかったのが正直なところです。
  • バトル要素はほぼ皆無で、刃牙の死闘を期待して開くと完全に肩透かしを食う。こんなキャラだったのかという発見はあるものの、戦いを求める読者には物足りない一冊でした。
  • 身内ギャグマンガとしか言いようがない内容で、キャラへの思い入れがないと厳しい。くだらなすぎる小ネタの連続なので、刃牙シリーズ未読の人にはまず勧められない作品です。
  • 表紙の雰囲気がBL的に見えてしまうのは正直気になるところ。中身は人情味のあるギャグ漫画なのに、書店で手に取るのを躊躇させる装丁はもう少し工夫してほしかったと感じます。
  • 格闘ストーリーを想定して買うと拍子抜けする明るさで、シコルスキーがただ平和に暮らしているだけの回もある。原作の重苦しい緊張感を愛する読者には合わない作りだと思いました。

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