レビュー著者: 漫画よしあし
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ケーキの切れない非行少年たち の感想と評価(良いところ、悪いところ)
良い所
- タイトルの衝撃に惹かれて読み始めましたが、私、最後は涙が止まりませんでした。非行の裏にある『認知の歪み』をこれほど丁寧に、そして鋭く描いた作品は他にありません。社会全体の必読書だと僕、確信しています!
- 鈴木マサカズ先生のリアルな画力が、少年たちの心の揺れを克明に映し出していて、私、ページを捲るたびに心が震えました。他人事ではなく、自分たちの『普通』を問い直す機会をくれる、本当に大切な名作です!
- 境界知能という言葉をこの漫画で初めて知りました。僕自身のこれまでの無知を恥じると同時に、彼らの苦悩に寄り添う宮口先生の優しい眼差しに、私、救われるような心地がしました。没入感が凄まじいです。
- 単なる啓蒙書じゃなくて、物語としての完成度がめちゃくちゃ高いです!私、キャラクター一人ひとりの変化や葛藤に深く感情移入してしまって。僕、読み終わった後のこのズッシリとした感覚、一生忘れません。
- 10巻で一つの区切りを迎えましたが、最後まで描き切ってくれたことに僕、心から感謝しています。私、自分の中の偏見が少しずつ溶けていくのを感じました。爽快感とは違う、深い感動をありがとう!
悪い所
- 非常に重厚でシリアスなテーマなので、私、読むのにかなりの心の準備とエネルギーが必要でした。僕のような気楽なエンタメを求めている読者には、少し突きつけられるメッセージが強すぎるかもしれません。
- 初期のインパクトのあるエピソードに比べると、物語の中盤以降の更生プロセスが僕には少し淡々と感じられる場面もありました。私としては、もう少しドラマチックな逆転劇を期待していた部分もあります。
- 登場する大人たちの無理解や社会の冷たさに、私、読んでいて憤りを感じすぎて辛くなることがありました。リアリティの追求ゆえとは分かっていますが、僕にとっては少し精神衛生上ハードな作品でした。
- 境界知能や少年院のシステムなど、専門的な説明がセリフで多く、私、時々頭を整理しながら読むのが大変に感じました。もう少し絵の演出だけで彼らの内面を語ってほしかったかな、というのが本音です。
- 万人受けする作品ではないですね。僕はこの重い余韻が好きですが、友人に勧める際は、相手の体調やメンタルを考慮して慎重になります。私にとっても、人生観を変えるほどの一撃でしたが、劇薬でもありました。





