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LILIーMEN の感想と評価(良いところ、悪いところ)
LILIーMEN
著者: 渡嘉敷拓馬
連載: ヤングマガジン
評価: 8.6/10
あらすじ
人類を苗床に繁殖する種族「サキュバス」と、それを根絶しようとする人類との長き戦いが続く世界。施設で育った青年・ニトは、ある事件をきっかけに国家機関マルサに所属し、サキュバスとの苛烈な戦いに身を投じる。仲間との絆、家族を巡る因縁、そして“王”としての宿命が交錯する中、ニトは人類とサキュバスの未来を賭けた戦いに挑む。
良い所
- サキュバスという題材を独自の世界観で描き、バトル描写の迫力が圧倒的。
- 主人公ニトの純粋さと成長が物語に深みを与えている。
- 家族や血筋といったテーマが物語全体に巧みに織り込まれている。
- 組織同士の駆け引きや派閥争いが緊張感を生み、先が気になる展開。
- グロテスクな描写も含めて世界観にリアリティがあり、没入感が高い。
悪い所
- 他作品との類似点が多く、オリジナリティに欠けると感じる部分がある。
- グロや不快感を伴う描写が多く、苦手な人には向かない。
- 序盤は設定や固有名詞が多く、世界観に慣れるまで時間がかかる。
- 展開が重く、軽い息抜きやコメディ要素が少ない。
- キャラクター数が多く、関係性を把握しづらい場面がある。




