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アトム ザ・ビギニング の感想と評価(良いところ、悪いところ)

アトム ザ・ビギニング

アトム ザ・ビギニング

著者: 手塚眞カサハラテツロー手塚治虫ゆうきまさみ

連載: コミプレ/月刊ヒーローズ

ジャンル: SFドラマ

評価: 8.4/10

あらすじ

『アトム ザ・ビギニング』は、手塚治虫の『鉄腕アトム』を原案としたスピンオフ作品。原因不明の大災害から復興を遂げつつある近未来の日本を舞台に、若き日の天馬午太郎とお茶の水博志が人工知能搭載型ロボット「A106(エーテンシックス)」を開発する姿を描く。彼らの友情や葛藤、そしてA106が自我を獲得していく過程を通じて、人間とロボットの未来を問いかける物語。

良い所

  • 天馬とお茶の水の若き日の友情と情熱が丁寧に描かれていて胸が熱くなった。
  • A106が自我を獲得していく過程が感動的で、ロボットに感情移入できた。
  • 作画が緻密でロボットの重量感や迫力が伝わり、バトルシーンに圧倒された。
  • 鉄腕アトムへのオマージュが随所に散りばめられていて、ファンとして嬉しかった。
  • AIやロボット工学に関するテーマが現代的で、読みながら考えさせられた。

悪い所

  • 鉄腕アトム本編と設定が異なるため、繋がりを期待すると違和感を覚えた。
  • 専門用語や技術的な説明が多く、テンポが遅く感じる部分があった。
  • キャラクターの掛け合いが冗長に感じられる場面があり、間延びした印象を受けた。
  • ストーリーがシリアス寄りで、軽快さを求めると重く感じる巻もあった。
  • 長期連載のため展開が引き延ばされているように感じる部分があった。

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