レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
いぬやしき の感想と評価(良いところ、悪いところ)
読む前に確認したい相性
向いている人
- 家族に疎まれていたおじいちゃんが力を得て人を守ることに生きがいを見つける、逆転の感動的なヒーロー物語を読みたい人
- 善と悪で全く異なる力の使い方をする二人の存在が激突する、道徳的な重さのある対比ドラマを追いたい人
- 全10巻とコンパクトにまとまった作品で、一気読みで道徳的に深い対比の物語を完走したい人
向いていない人
- 無差別な殺戮や子供・女性が理不尽に死ぬ場面の凄惨さに、精神的なダメージを受けやすい人
- 序盤の家族関係の酷い描写が続くことに強いストレスを感じてしまい、読み続けられなくなる人
- ネット掲示板やSNSを絡めた当時のリアルな社会描写が今読むと時代感を強く感じ、没入しにくい人
良い感想・レビュー
- 冴えないおじいちゃんが最強のヒーローになる設定に震えました!家族から疎まれていた彼が、人を救うことで自分の命の価値を見出していく姿に何度も涙しました。奥浩哉先生の緻密な作画も映画のようで圧巻です。
- 善の犬屋敷と悪の獅子神という、力の使い方が正反対な二人の対比が凄まじく面白いです。特に犬屋敷がスマホやネットを駆使して人々を助けるシーンはカタルシス満載!SFと人間ドラマが融合した最高傑作です。
- 機械の体になった後のメカ描写がとにかく細かくてカッコいい。CGを駆使したような独特の質感が、この作品の世界観をよりリアルに引き立てています。おじいちゃんの背中に、本当の強さを教えてもらった気がします。
- 全10巻という絶妙なボリューム感で、最後まで一気に読み切ってしまいました。最初は悲惨な設定ですが、絶望的な状況下でも決して良心を捨てない犬屋敷さんの生き様に勇気をもらえる、素晴らしい読後感でした。
- 獅子神という悪役の心理描写も丁寧で、単なる勧善懲悪に終わらない深みがありました。最終回の地球規模の展開には度肝を抜かれましたが、一本筋の通ったテーマ性が美しく、読み終わった後は放心状態になりました。
悪い感想・レビュー
- 獅子神による無差別な殺戮描写が非常に凄惨で、読んでいて本当に気分が悪くなりました。子供や女性が理不尽に殺されるシーンが多くて、エンタメとして楽しむには私には少し刺激が強すぎて、最後まで辛かったです。
- 序盤の家族の扱いがあまりに酷すぎて、読んでいてかなりイライラしてしまいました。リアリティがあるのは分かりますが、犬屋敷さんが不憫すぎて精神的に削られます。もう少し救いのある展開を早く見たかったです。
- 物語の後半、特に隕石が迫るクライマックスの展開が少し唐突に感じてしまいました。それまでのシビアな人間ドラマが好きだった分、急にハリウッド映画のような大味な解決になったのが、私には少し不満でした。
- ネット掲示板やSNSの描写が当時のノリを反映しているせいか、今読むと少し時代遅れで鼻につく瞬間がありました。一部のキャラクターのセリフも説教臭く感じてしまい、物語にどっぷりと没入できませんでした。
- 作画は非常に緻密で素晴らしいのですが、時々デッサンや構図に違和感を覚えるコマがありました。人物の表情が少し硬く見えることもあり、感情移入しにくい場面があったのが、個人的には少し残念なポイントです。
良い感想・レビュー
悪い感想・レビュー
冴えないおじいちゃんが最強のヒーローになる設定に震えました!家族から疎まれていた彼が、人を救うことで自分の命の価値を見出していく姿に何度も涙しました。奥浩哉先生の緻密な作画も映画のようで圧巻です。
獅子神による無差別な殺戮描写が非常に凄惨で、読んでいて本当に気分が悪くなりました。子供や女性が理不尽に殺されるシーンが多くて、エンタメとして楽しむには私には少し刺激が強すぎて、最後まで辛かったです。
善の犬屋敷と悪の獅子神という、力の使い方が正反対な二人の対比が凄まじく面白いです。特に犬屋敷がスマホやネットを駆使して人々を助けるシーンはカタルシス満載!SFと人間ドラマが融合した最高傑作です。
序盤の家族の扱いがあまりに酷すぎて、読んでいてかなりイライラしてしまいました。リアリティがあるのは分かりますが、犬屋敷さんが不憫すぎて精神的に削られます。もう少し救いのある展開を早く見たかったです。
機械の体になった後のメカ描写がとにかく細かくてカッコいい。CGを駆使したような独特の質感が、この作品の世界観をよりリアルに引き立てています。おじいちゃんの背中に、本当の強さを教えてもらった気がします。
物語の後半、特に隕石が迫るクライマックスの展開が少し唐突に感じてしまいました。それまでのシビアな人間ドラマが好きだった分、急にハリウッド映画のような大味な解決になったのが、私には少し不満でした。
全10巻という絶妙なボリューム感で、最後まで一気に読み切ってしまいました。最初は悲惨な設定ですが、絶望的な状況下でも決して良心を捨てない犬屋敷さんの生き様に勇気をもらえる、素晴らしい読後感でした。
ネット掲示板やSNSの描写が当時のノリを反映しているせいか、今読むと少し時代遅れで鼻につく瞬間がありました。一部のキャラクターのセリフも説教臭く感じてしまい、物語にどっぷりと没入できませんでした。
獅子神という悪役の心理描写も丁寧で、単なる勧善懲悪に終わらない深みがありました。最終回の地球規模の展開には度肝を抜かれましたが、一本筋の通ったテーマ性が美しく、読み終わった後は放心状態になりました。
作画は非常に緻密で素晴らしいのですが、時々デッサンや構図に違和感を覚えるコマがありました。人物の表情が少し硬く見えることもあり、感情移入しにくい場面があったのが、個人的には少し残念なポイントです。





