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レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:

ローカル女子の遠吠え の感想と評価(良いところ、悪いところ)

ローカル女子の遠吠え

ローカル女子の遠吠え

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著者: 瀬戸口みづき

連載: まんがタイムスペシャル/まんがタイム/まんがタイムオリジナル

ジャンル: ご当地日常4コマ漫画コメディ

評価: 8.4/10

あらすじ

東京で建築デザイナーをしていた有野りん子、27歳。満員電車で肋骨を折り、仕事にも行き詰まって地元・静岡へUターン就職。待っていたのは癖の強すぎる同僚たちだった。東京から左遷されたのに誰よりも静岡を満喫する雲春さん、隣県との富士山争いに燃える同僚、横に長い静岡ならではの県内の分断。スナックを営む破天荒な母にも振り回される。静岡おでんにサメやイルカの煮物、お茶。ご当地あるあるが軽快な4コマのテンポで次々くり出される。自分は何のために働くのか。ゆるく笑いながら、りん子が自分のペースと幸せの答えを探していく新世代ご当地4コマ!

読む前に確認したい相性

向いている人

  • その土地ならではのあるあるネタを、軽快な4コマのテンポで浴びるように味わい尽くしたい人
  • クセの強い面々のゆるい掛け合いを眺めながら、一日の終わりにほっと肩の力を抜きたい人
  • 都会に疲れて地元に戻った経験があり、肩肘張らない等身大の再出発に静かに共感したい人

向いていない人

  • その地域を知らないと伝わりにくい内輪ネタが続くのを、置いてけぼりに感じてしまう人
  • 4コマにも起伏のあるストーリーの進展や恋愛の決着を、最後までしっかり味わいたい人
  • 純粋なコメディを期待していて、アラサーの現実的な挫折感が不意に刺さるのが苦手な人

良い感想・レビュー

  1. 静岡ネタの解像度が高くて、県外の私でも全然置いていかれずに笑える。瀬戸口先生の言葉選びのテンポが抜群で、ボケとツッコミの往復がとにかく軽快だった。
  2. りん子ちゃんが真面目すぎるのに可愛くて、雲春さんとのじわじわした距離の縮まり方が楽しい。会社の同僚がみんな濃くて、何度読んでも飽きないところが好き。
  3. 魚屋でイルカを見て「印刷ミス?」と戸惑う場面で声を出して笑った。サメやイルカを食べる独特の食文化が、東京育ちの私には新鮮すぎて毎回びっくりする。
  4. 静岡おでんが無性に食べたくなった。静岡に縁がなくても楽しめるゆるさがあって、力の抜けた会話がちょうどいい。読み終わると肩の力がふっと抜けていく。
  5. 都会で夢破れた真面目な主人公と、のほほんと馴染む雲春さんの対比がいい。お互い軽くないものを抱えているのに、日常がほのぼの回っていく優しさにほっとする。

悪い感想・レビュー

  1. 静岡の身内ネタがピンポイントすぎて、他県民の私は置いてけぼりになる時がある。お茶や富士山、方言まわりは解説がないと分からないネタもたまに混じる。
  2. 最初の都会と田舎というテーマが薄れて、途中から静岡紹介一色になった印象。会社での仕事そのものや、雲春さんとの恋愛の進展をもう少し見せてほしかった。
  3. 虫の漢字を使った名前は面白いけれど、キャラが増えすぎて誰が新顔でどのポジションか分からなくなる。初期のシンプルな掛け合いの頃が恋しくなってきた。
  4. サザエさん方式で年齢が変わらないから、りん子と雲春さんの関係がなかなか進まない。ストーリー性を期待すると、劇的な変化のなさが少しもどかしいと思う。
  5. 女の子の水着や巨乳いじりといったお色気要素が他作品より多めなのが、私は好みが分かれるところ。普通のオフィスあるあるをもっと見せてほしかった。

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