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レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:

Dreams の感想と評価(良いところ、悪いところ)

Dreams

著者: 川三番地七三太朗

連載: マガジンSPECIAL/週刊少年マガジン

ジャンル: 超人野球高校野球スポーツ

評価: 7/10

あらすじ

超高校級の才能を持ちながら、すぐ手が出る素行の悪さで名門校を次々と追われ続けた問題児・久里武志。行き場を失った彼を拾ったのは、実績も伝統もない夢の島高校の工藤監督だった。周辺視やシンクロ打法といった理屈を武器に、久里はバクボールやサイレントなど常識を超えた魔球を次々と生み出していく。捕手の百瀬や仲間と本気でぶつかり合いながら並みいる強豪を打ち破り、たどり着いた甲子園では、震災の傷を抱えた宿敵・生田との壮絶な死闘が待ち受ける。破天荒な野球バカが暴れまわるほどに胸が熱くなる一方で、賛否を呼んだ衝撃の結末まで見届けたくなる、伝説の超人野球漫画!

読む前に確認したい相性

向いている人

  • 規則でがんじがらめの高校野球に嫌気がさし、セオリー無視の痛快さでスカッとしたい人
  • 魔球や奇抜な戦術が次々飛び交う、とんでも系の超人野球に理屈抜きでわくわくできる人
  • 問題児が仲間とぶつかりながら這い上がる、泥くさい王道の熱血スポーツに胸が熱くなる人

向いていない人

  • 一試合がテンポよく運ぶ展開を好み、一球ごとの長い引き延ばしにはうんざりしてしまう人
  • 奇想天外な魔球の応酬よりも、リアル寄りの野球描写をじっくり腰を据えて味わいたい人
  • 物語がきれいに着地する終わり方を望み、賛否の割れる衝撃のラストが引っかかってしまう人

良い感想・レビュー

  • 久里と生田、純粋な野球バカ同士がぶつかる甲子園の死闘は、何度読み返しても胸が高鳴った。互いの意地をぶつけ合う真っ向勝負に、気づけば拳を握っている自分がいた。
  • 最初は問題児にしか見えなかった久里が、野球への情熱だけは本物で、そこから生まれる非常識な魔球や戦術に毎回わくわくさせられた。監督や仲間と心を通わせていく姿にも引き込まれる。
  • 規則でがんじがらめの高校野球に、久里はセオリー無視の行動でぶつかっていく。その規則を蹴散らす痛快さに、たまっていたものが一気に抜けていくようで、読んでいて気持ちよかった。
  • 久里がのし上がっていく序盤は、負け犬たちが夢の島で這い上がる王道の熱さにあふれていた。30年経っても古さを感じさせない勢いに、僕は一気に引き込まれてしまった。
  • 絵にはかなりクセがあって、正直はじめは戸惑った。それでも読み進めるほど、天才・久里の破天荒さにすっかりハマってしまい、クセの強さも含めて味になっていくから不思議だ。

悪い感想・レビュー

  • 話が進むにつれて試合がとにかく間延びしてくる。ひどいときは1球投げるのに何話もかかる遅さで、同じ展開が続くうちに、さすがに僕はうんざりしてしまった。
  • 打たれるまで同じ球を投げ続け、打たれたら次の魔球でしのぐ。その魔球頼みのインフレ展開が繰り返されるばかりで、中盤から先はどうにも物語が迷走していく。
  • 面白かったぶん、連載誌の休刊で投げ出したような衝撃的すぎる結末には裏切られた気持ちになった。毎号追ってきたファンほどこたえるだろうなと、読んでいて胸が痛んだ。
  • 最初はあれほど面白かったのに、中盤から先は同じような展開が続いてだらだらとマンネリに沈んでいく。あの勢いはどこへ行ったのかと、途中で何度か手が止まった。
  • キャラがいつも判を押したような同じ角度、同じ表情で喋っていて、構図の単調さはどうしても気になった。慣れれば読めるものの、はじめは不自然さに引っかかってしまう。

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