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PEACE MAKER の感想と評価(良いところ、悪いところ)
PEACE MAKER
著者: 皆川亮二
連載: ウルトラジャンプ
評価: 8.4/10
あらすじ
アメリカ西部開拓時代をモデルにした架空の世界を舞台に、早撃ちの天才・ホープ=エマーソンが行方不明の兄を探す旅に出る。父から受け継いだ愛銃“ピースメーカー”を手に、仲間と共に数々の決闘や陰謀に巻き込まれていく。武力が支配する荒れた時代において、ホープは己の信念を貫きながら戦い続ける。
良い所
- 銃撃戦の描写が圧倒的に迫力があり、ページをめくる手が止まらなかった。
 - ホープの「人を撃たない」という信念が物語に深みを与えていて感動した。
 - 仲間との掛け合いが軽妙で、シリアスな展開の中にユーモアがあった。
 - 西部劇風の世界観が緻密に描かれていて、没入感が非常に高かった。
 - 兄を探すというシンプルな目的が軸になっていて、長編でもブレずに楽しめた。
 
悪い所
- 専門用語や銃の描写が多く、知識がないと理解しづらい部分があった。
 - ストーリーが長期化するにつれてテンポが落ち、間延びして感じられる巻もあった。
 - 敵キャラクターの造形が似通っていて、印象に残りにくい人物もいた。
 - シリアスな場面が続くと重苦しく、気軽に読むには向かないと感じた。
 - 作画の細かさが逆に読みにくく、アクションシーンで混乱することがあった。
 




