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怪物事変 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
怪物事変
著者: 藍本松
連載: ジャンプSQ.
評価: 8.6/10
あらすじ
田舎の村で家畜の変死事件が続発し、調査に訪れた化狸の探偵・隠神は、村で「泥田坊」と呼ばれ虐げられていた少年・夏羽と出会う。夏羽は屍鬼と人間の間に生まれた半妖で、不死の力を持っていた。隠神に引き取られた夏羽は、仲間たちと共に怪物に関わる事件を解決しながら、自らの出生の秘密に迫っていく。人間と怪物の狭間で揺れる少年たちの成長と戦いを描く物語。
良い所
- 夏羽の純粋さと不死の力が物語に独特の緊張感を与えていて惹き込まれた。
- 妖怪や怪物の設定が細かく、世界観に厚みがあり読み応えがあった。
- 仲間との絆や成長が丁寧に描かれていて、少年漫画らしい熱さを感じた。
- バトルシーンの迫力があり、絵柄の力強さが作品の魅力を高めていた。
- シリアスな展開の中にコミカルなやり取りもあり、緩急のバランスが良かった。
悪い所
- 設定が複雑で、序盤は理解するのに時間がかかった。
- キャラクターが多く登場するため、関係性を把握するのが難しかった。
- 事件解決があっさり終わる回もあり、物語の深みが薄れることがあった。
- シリアスな展開が続き、重苦しく感じる巻もあった。
- 伏線が多い割に回収が遅く、展開がもどかしく感じられる部分があった。
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