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レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:

アルテ の感想と評価(良いところ、悪いところ)

アルテ

アルテ

著者: 大久保圭

連載: 月刊コミックゼノン

ジャンル: ヒューマンドラマアート歴史

評価: 9.1/10

あらすじ

16世紀フィレンツェ。貴族の娘として生まれたアルテが欲したのは、安定した結婚ではなく――「画家」としての未来だった!大久保圭が圧倒的な熱量で描き出す、ルネサンス期を舞台にした一人の少女の不屈の成長物語。女性が一人で生きることが許されない時代、アルテは己の筆一本で、運命という壁を切り拓いていく!夢を追うすべての人に捧ぐ、至高の人間讃歌、ここに開幕!

良い所

  • アルテのひたむきな努力と、困難にぶつかっても決して折れない強い意志に、私、何度も涙し、勇気をもらいました。16世紀のフィレンツェの空気感が、大久保先生の美麗な画力で私、ダイレクトに伝わってきます!
  • 師匠レオとの厳しくも温かい絆が本当に大好きで、僕、新刊が出るたびに二人の距離感に胸を熱くさせています。ただの成功譚じゃなくて、当時の時代背景に基づいた葛藤も丁寧に描かれていて、僕にとって最高の神漫画です!
  • 絵に対する情熱、職人としての矜持。私自身の仕事に対する姿勢も、アルテを見ていると背筋が伸びるような思いがします。僕が期待していた『本気の成長物語』がここにありました。没入感が凄まじいです!
  • フィレンツェの街並みや絵画技法の描写が私、非常に興味深くて勉強になりました。アートに興味がなくても、一人の人間の生き様として胸に刺さるはず。僕にとって、明日も頑張れる活力をくれる大切な一冊です!
  • 読み終わった後のこの清々しい多幸感が私、大好きです。自分自身の限界も、アルテのように『自分の手で』超えていけるような気がして。僕、これからも彼女の描く未来を最後まで応援し続けます!

悪い所

  • 非常に素晴らしい作品ですが、アルテが少し理想的すぎて(超人すぎて)、僕としては時々リアリティを感じられない場面がありました。私、もう少し彼女の情けない部分や、どうしようもない弱さも見てみたかったです。
  • 序盤の女性蔑視的な描写が当時のリアリティとはいえ、私には読んでいてかなりストレスを感じる場面がありました。僕のような穏やかな読み心地を好む層には、少し覚悟が必要な作品かもしれませんね。
  • 物語の展開が丁寧な分、僕としてはもう少しスピーディーに歴史の大きな転換点に関わってほしかったかな、という贅沢な不満も少しあります。私個人のせっかちな性格のせいですが(笑)、じっくり進む印象です。
  • 設定は王道ですが、僕には少しストーリーの着地点が予測しやすく感じられてしまった部分もありました。私個人の感性の問題ですが、もう少し予想外のドンデン返しや、ドロドロとした陰謀も期待していた部分が。
  • 万人受けする作品だからこそ、僕には少し『正しい物語』に過ぎるように感じられることがありました。私個人の感性の問題ですが、もう少しキャラクターたちの泥臭い、不条理な厳しさもあっても良かったかなと思っています。

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