レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
プラスチック姉さん の感想と評価(良いところ、悪いところ)
プラスチック姉さん
マークダウンで表示著者: 栗井茶
連載: ヤングガンガン
評価: 8.5/10
あらすじ
模型部なのに模型を一切作らない!頭にプラモを載せた「姉さん」と、バイオレンスな「オカッパ」、苦労人の「マキマキ」が繰り広げる、狂気と不条理の学園コメディ。下着泥棒の国木や美意識のバグった女子など、登場人物の全員がブレーキの壊れた変態ばかり。可愛い絵柄から繰り出される容赦ない顔芸と、予測不能な暴走ギャグの応酬に腹筋が崩壊する。当初の部活動すら投げ出し、書道部へと変貌を遂げる自由奔放すぎる展開はもはや芸術の域。読む者の常識を根底から覆し、笑いの新境地へと誘うハイテンション・シュールギャグの最高傑作!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 可愛い少女が突然見せる邪悪な顔芸のギャップで、一コマ爆笑させられるのが好きでたまらない人
- 次に何が起こるか全く読めない予測不能な不条理設定の連続を、理屈抜きで浴びるように楽しみたい人
- 美少女たちが容赦なく暴れ回るカオスな日常で、日々の鬱憤を笑いごと吹き飛ばしてすっきりしたい人
向いていない人
- シュールな笑いを求めていて、途中から増える生々しく過激な下ネタや変態描写には抵抗を感じる人
- ギャグでも弱い者を一方的に弄り倒す、いじめに近い暴力描写は笑い飛ばせず不快に感じてしまう人
- 支離滅裂に騒いで終わるだけの回もあり、物語としての落とし所や締まりをきちんと求めたい人
良い感想・レビュー
- 私のイチオシは国木さん!下着を被った彼の狂気と、それに対するマキマキの絶望的なリアクションの対比が最高に笑える。下ネタの枠を超えた一種の哲学すら感じるレベルで、中毒性が高すぎて何度も読み返している。
- 可愛い女の子たちが突然見せる、読者の夢を壊すような邪悪な顔芸のギャップにシビれる。栗井茶先生の描く「人を小馬鹿にしたような笑み」の描写力が凄すぎて、一コマで爆笑をかっさらっていくのが本当に悔しい。
- 頭の模型の中に一休さんが住んでいるといった、ツッコミが追いつかないほど予測不能な不条理設定がたまらない。次に何が起こるか全く読めないし、この突き抜けたセンスこそがプラ姉を読み続ける最大の理由だ。
- 姉さんやオカッパの容赦ない物理的な暴力が炸裂する清々しいほどの疾走感がクセになる。美少女キャラが一切の容赦なくビンタや蹴りを繰り出すカオスな日常は、日々のストレスを笑いで吹き飛ばすのに最適だと思う。
- 模型部なのに途中から書道部を名乗り始めるなど、作者がライブ感でやりたい放題暴れ回る自由な展開には脱帽した。既存のギャグ漫画の枠に収まらない、実験的とも言えるパワープレイに毎回圧倒されてしまう。
悪い感想・レビュー
- 序盤の模型部としての活動を期待していた僕としては、模型作りが完全に背景の飾りへと成り下がった点が寂しい。もっと模型製作のディティールや、プラモ好き特有のあるあるネタを掘り下げて欲しかったのが本音だ。
- シュールな笑いだけで十分面白いのに、中盤から生々しく過激すぎる下ネタや変態描写へ傾倒していった点が僕の口には合わなかった。家族や友人に勧めるには少し抵抗があるほど、ネタの純度が人を選びすぎる。
- ギャグと分かっていても、姉さんたちが弱者を一方的に弄り倒すいじめに近いバイオレンス描写には不快感があった。特にゴミをばら撒く等の迷惑行為を笑いに変えるノリは、僕の倫理観では笑い飛ばせなかった。
- 巻が進むにつれて、初期のシュールで可愛らしかったキャラたちがメンヘラ化や凶暴化して可愛げが消えてしまった点が辛い。あの独特のゆるい空気感のまま続いてほしかったというのが、初期からのファンとしての不満だ。
- 話の落とし所が一切なく、ただ支離滅裂に騒いで終わるだけの虚脱感が残る回が目立つ。不条理なのは良いが、物語としての締まりがないため、読み終わった後に何も残らない虚しさを感じてしまうことが多々あった。
良い感想・レビュー
悪い感想・レビュー
私のイチオシは国木さん!下着を被った彼の狂気と、それに対するマキマキの絶望的なリアクションの対比が最高に笑える。下ネタの枠を超えた一種の哲学すら感じるレベルで、中毒性が高すぎて何度も読み返している。
序盤の模型部としての活動を期待していた僕としては、模型作りが完全に背景の飾りへと成り下がった点が寂しい。もっと模型製作のディティールや、プラモ好き特有のあるあるネタを掘り下げて欲しかったのが本音だ。
可愛い女の子たちが突然見せる、読者の夢を壊すような邪悪な顔芸のギャップにシビれる。栗井茶先生の描く「人を小馬鹿にしたような笑み」の描写力が凄すぎて、一コマで爆笑をかっさらっていくのが本当に悔しい。
シュールな笑いだけで十分面白いのに、中盤から生々しく過激すぎる下ネタや変態描写へ傾倒していった点が僕の口には合わなかった。家族や友人に勧めるには少し抵抗があるほど、ネタの純度が人を選びすぎる。
頭の模型の中に一休さんが住んでいるといった、ツッコミが追いつかないほど予測不能な不条理設定がたまらない。次に何が起こるか全く読めないし、この突き抜けたセンスこそがプラ姉を読み続ける最大の理由だ。
ギャグと分かっていても、姉さんたちが弱者を一方的に弄り倒すいじめに近いバイオレンス描写には不快感があった。特にゴミをばら撒く等の迷惑行為を笑いに変えるノリは、僕の倫理観では笑い飛ばせなかった。
姉さんやオカッパの容赦ない物理的な暴力が炸裂する清々しいほどの疾走感がクセになる。美少女キャラが一切の容赦なくビンタや蹴りを繰り出すカオスな日常は、日々のストレスを笑いで吹き飛ばすのに最適だと思う。
巻が進むにつれて、初期のシュールで可愛らしかったキャラたちがメンヘラ化や凶暴化して可愛げが消えてしまった点が辛い。あの独特のゆるい空気感のまま続いてほしかったというのが、初期からのファンとしての不満だ。
模型部なのに途中から書道部を名乗り始めるなど、作者がライブ感でやりたい放題暴れ回る自由な展開には脱帽した。既存のギャグ漫画の枠に収まらない、実験的とも言えるパワープレイに毎回圧倒されてしまう。
話の落とし所が一切なく、ただ支離滅裂に騒いで終わるだけの虚脱感が残る回が目立つ。不条理なのは良いが、物語としての締まりがないため、読み終わった後に何も残らない虚しさを感じてしまうことが多々あった。





