レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
月刊少女野崎くん の感想と評価(良いところ、悪いところ)
月刊少女野崎くん
著者: 椿いづみ
連載: ガンガンONLINE
評価: 9/10
あらすじ
無骨な男子高校生・野崎梅太郎に勇気を出して告白した佐倉千代。だが、なぜか彼のファンだと勘違いされ、超人気少女漫画家『夢野咲子』のアシスタントをすることに!現実の不器用な日常をすべて漫画のネタに昇華しようと暴走する野崎くんと、彼を大好きな千代の手探りなやり取り。キザだけど赤面しやすい御子柴、野生児でローレライの瀬尾、演劇部の『王子様(女子)』鹿島など、ギャップの塊のような超個性派キャラたちが織りなす新感覚の少女漫画家コメディ。少女漫画のお約束をことごとくギャグで粉砕し、全読者の腹筋を必ず崩壊させる4コマギャグの最高峰!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 恋愛の進展より理屈抜きで笑えるテンポのよいギャグを重視し、何度読み返しても楽しめる作品を探している人
- 嫌味な人間関係や重い展開が一切なく、いつどの巻から開いても安心して笑える日常コメディを求める人
- 個性が極端にぶつかり合うキャラ同士の掛け合いを、相手が誰であっても外れなく楽しめるタイプの人
向いていない人
- 主要な二人の恋愛がしっかり前進し、明確に関係が深まっていく甘い王道ラブストーリーを期待する人
- 似た型のギャグが繰り返されると感じやすく、一気読みするとテンポの反復が気になってしまう人
良い感想・レビュー
- 私は「無骨な男子高校生が、実は繊細な乙女心を描く人気少女漫画家」というギャグ設定と千代のキレのあるツッコミに爆笑した。少女漫画のお約束をことごとく解体するコメディのセンスが天才的。
- キザなフリをして自爆する「みこりん(御子柴)」の、実は少女漫画のヒロインのモデルにされているポンコツさが最高に可愛い!野崎、瀬尾、鹿島など、全員がギャップの塊で誰同士の掛け合いもハズレなし。
- 重苦しい人間関係や陰湿な嫌がらせが一切ないから、いつどの巻を開いて読んでも大声で笑えてリフレッシュできる安心感が良い。4コマ漫画でありながら、コマのテンポや表情のキレが抜群で本当に面白い。
- 野崎くんの漫画のために二人乗り自転車の練習や、ビニール傘での相合い傘で自爆するエピソードは何度読んでも腹筋がちぎれる。現実をすべて少女漫画のネタに昇華しようとするプロ根性(?)に乾杯。
- 最新17巻の、瀬尾のデタラメな恋愛アドバイスや、鹿島が少女漫画を読めない衝撃の理由が明かされる回の爆笑度が凄まじかった。これだけ巻数を重ねても、ギャグの密度が全く衰えないのは本当に驚異的。
悪い感想・レビュー
- ラブコメと言いつつも、千代と野崎、堀先輩と鹿島などの主要ペアの恋愛関係が17巻になってもほぼ一歩も進まない。ストーリーとしての進展や、ピュアな恋物語を期待して読むとじれったくてイライラする。
- 現実の勘違いを野崎が漫画のネタにする構造や、「お互いの素性を知らないまま誤解が重なる」ような同じパターンのギャグが多用されるため、一気に読むと少し展開にマンネリを感じてしまうのが本音。
- 月刊連載で更新が不定期なため、単行本が出るスパンが1年前後と非常に長くて、次の巻が出る頃には話を忘れてしまう。もっと刊行ペースを上げて、テンポ良くキャラクターたちの日常を読みたい。
- 若松がずっと憧れている聖歌隊の「ローレライ」の正体が瀬尾であることに、いつまでも気づかない展開が不自然。ギャグの定番だけど、さすがに勘が悪すぎて若松のポンコツぶりに少し冷めてしまう瞬間がある。
- 「アイドルのような美少女男子」の御子柴の、恥ずかしがりながらもポーズを取るあざといお色気(?)の押し売りが、時にギャグを通り越して少し冷めてしまう。もう少し男の子らしい硬派な絡みが見たい。
良い感想・レビュー
悪い感想・レビュー
私は「無骨な男子高校生が、実は繊細な乙女心を描く人気少女漫画家」というギャグ設定と千代のキレのあるツッコミに爆笑した。少女漫画のお約束をことごとく解体するコメディのセンスが天才的。
ラブコメと言いつつも、千代と野崎、堀先輩と鹿島などの主要ペアの恋愛関係が17巻になってもほぼ一歩も進まない。ストーリーとしての進展や、ピュアな恋物語を期待して読むとじれったくてイライラする。
キザなフリをして自爆する「みこりん(御子柴)」の、実は少女漫画のヒロインのモデルにされているポンコツさが最高に可愛い!野崎、瀬尾、鹿島など、全員がギャップの塊で誰同士の掛け合いもハズレなし。
現実の勘違いを野崎が漫画のネタにする構造や、「お互いの素性を知らないまま誤解が重なる」ような同じパターンのギャグが多用されるため、一気に読むと少し展開にマンネリを感じてしまうのが本音。
重苦しい人間関係や陰湿な嫌がらせが一切ないから、いつどの巻を開いて読んでも大声で笑えてリフレッシュできる安心感が良い。4コマ漫画でありながら、コマのテンポや表情のキレが抜群で本当に面白い。
月刊連載で更新が不定期なため、単行本が出るスパンが1年前後と非常に長くて、次の巻が出る頃には話を忘れてしまう。もっと刊行ペースを上げて、テンポ良くキャラクターたちの日常を読みたい。
野崎くんの漫画のために二人乗り自転車の練習や、ビニール傘での相合い傘で自爆するエピソードは何度読んでも腹筋がちぎれる。現実をすべて少女漫画のネタに昇華しようとするプロ根性(?)に乾杯。
若松がずっと憧れている聖歌隊の「ローレライ」の正体が瀬尾であることに、いつまでも気づかない展開が不自然。ギャグの定番だけど、さすがに勘が悪すぎて若松のポンコツぶりに少し冷めてしまう瞬間がある。
最新17巻の、瀬尾のデタラメな恋愛アドバイスや、鹿島が少女漫画を読めない衝撃の理由が明かされる回の爆笑度が凄まじかった。これだけ巻数を重ねても、ギャグの密度が全く衰えないのは本当に驚異的。
「アイドルのような美少女男子」の御子柴の、恥ずかしがりながらもポーズを取るあざといお色気(?)の押し売りが、時にギャグを通り越して少し冷めてしまう。もう少し男の子らしい硬派な絡みが見たい。




