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キルアオ の感想と評価(良いところ、悪いところ)
キルアオ
著者: 藤巻忠俊
連載: 週刊少年ジャンプ
評価: 8/10
あらすじ
伝説の殺し屋・大狼十三は、任務中に謎の蜂に刺されて中学生の姿に変わってしまう。組織の命令で学校に潜入することになった彼は、暗殺者としての冷徹な過去と、中学生としての学園生活を両立させながら新たな人生を歩み始める。殺し屋としてのシリアスさと学園コメディの軽快さが交錯する異色のアクション漫画。
良い所
- 殺し屋が中学生になるという突飛な設定が意外にしっかり物語に落とし込まれていて面白かった。
- 藤巻忠俊らしいスピード感あるバトル描写が健在で、迫力ある展開に引き込まれた。
- 学園コメディ要素が強く、シリアスな暗殺者設定とのギャップが笑いを生んでいた。
- 主人公十三の人間臭さが魅力的で、ただの殺し屋ではなく父親としての一面も描かれていて感情移入できた。
- キャラクター同士の掛け合いが軽快で、読んでいて楽しい雰囲気が続いた。
悪い所
- 設定が突飛すぎて、最初は物語に入り込みにくかった。
- 暗殺者としての過去が深く描かれないため、シリアスさが薄く感じた。
- 学園パートが多く、バトルを期待すると物足りなさを覚える巻もあった。
- ギャグが唐突に挟まれるため、緊張感が削がれる場面があった。
- 主人公のキャラクターがコミカルに寄りすぎて、暗殺者としての迫力が弱まっていた。
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