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税金で買った本 の感想と評価(良いところ、悪いところ)

税金で買った本

税金で買った本

著者: 系山冏ずいの

連載: 週刊ヤングマガジン/ヤンマガWeb

ジャンル: お仕事ヒューマンドラマ

評価: 8.3/10

あらすじ

ヤンキー高校生・石平紀一は、10年前に借りた本を返却していなかったことから図書館で利用を断られる。弁償をきっかけに図書館でアルバイトを始めた彼は、読み聞かせやイベント運営、利用者対応などを通じて図書館の仕事に触れていく。仲間や利用者との交流を重ねる中で、本や知識の大切さを学び、成長していく姿を描いた図書館お仕事漫画。

良い所

  • ヤンキー主人公が図書館で真剣に働く姿が意外性抜群で面白かった。
  • 図書館の仕事が丁寧に描かれていて、普段知れない裏側を知ることができた。
  • ギャグと真面目さのバランスが良く、読みやすくて飽きなかった。
  • 石平が本を通じて成長していく過程に感動し、応援したくなった。
  • 図書館員や利用者との交流が温かく、読後感が爽やかだった。

悪い所

  • 図書館の細かい業務描写が多く、テンポが遅く感じる部分があった。
  • 主人公がヤンキーという設定がやや誇張されすぎて違和感を覚えた。
  • 同じようなエピソードが繰り返され、展開にマンネリを感じた。
  • キャラクターの掘り下げが浅く、脇役が印象に残りにくかった。
  • 図書館の理想像が強調されすぎて、現実感に欠ける部分もあった。

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