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よふかしのうた の感想と評価(良いところ、悪いところ)
よふかしのうた
著者: コトヤマ
連載: 週刊少年サンデー
評価: 8.7/10
あらすじ
不眠症に悩む中学生・夜守コウは、夜の街をさまよう中で吸血鬼の少女・七草ナズナと出会う。彼女と過ごすうちに夜の世界に魅了され、吸血鬼になることを望むようになるが、そのためには“恋に落ちる”ことが条件だった。夜の街を舞台に、少年と吸血鬼の奇妙で甘酸っぱい関係が描かれる。
良い所
- 夜の街の描写が幻想的で、読んでいるだけで非日常に浸れる。
- ナズナのキャラクターが自由奔放で魅力的、会話のテンポも心地よい。
- 恋愛要素とダークファンタジーが絶妙に融合していて新鮮だった。
- コウの成長物語としても楽しめ、共感できる部分が多い。
- 作画が緻密で夜景や雰囲気が圧倒的に美しく、世界観に引き込まれた。
悪い所
- ストーリーの進行がゆっくりで、展開が遅く感じる巻があった。
- 会話中心の場面が多く、アクションを期待すると物足りない。
- キャラクターの心情描写が繰り返し気味で冗長に感じる部分がある。
- 吸血鬼設定の説明が曖昧で、世界観に疑問が残る場面があった。
- 恋愛の進展がじれったく、もどかしさが強く残った。




