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山田くんと7人の魔女 の感想と評価(良いところ、悪いところ)

山田くんと7人の魔女

山田くんと7人の魔女

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著者: 吉河美希

連載: 週刊少年マガジン

ジャンル: ファンタジーラブコメ

評価: 8.4/10

あらすじ

私立朱雀高校に通う問題児・山田竜は、ひょんなことから優等生の白石うららと体が入れ替わってしまう。それが学校に伝わる「7人の魔女」の伝説の始まりだった。キスすることで発動する不思議な能力と、魔女たちの正体を探る物語。ギャグとシリアスが絶妙に絡み合い、次々と明らかになる魔女たちの過去と絆に引き込まれる。吉河美希が贈る、キスから始まる学園魔女ラブコメディの傑作!

良い所

  • キスで能力が入れ替わるという斬新な設定が面白くて、一気に引き込まれました。山田とうららの絶妙な距離感が愛おしく、魔女の謎が解けていく過程のワクワク感がたまりません。
  • 登場する女の子たちがみんな可愛くて個性的で、推しを選ぶのが大変なほどです。魔女たちの抱える悩みや過去を山田が解決していく姿に、何度も胸が熱くなって泣いてしまいました。
  • ギャグのテンポが非常に良くて、思わず声を出して笑ってしまう場面が多々あります。シリアスな伏線回収も鮮やかで、単なるラブコメに留まらないストーリーの深さに驚かされる名作です。
  • 山田が最初は粗暴に見えて、実は誰よりも仲間思いで真っ直ぐなところが本当にカッコいいです。魔女伝説を巡る学園ミステリー要素もあり、最後まで飽きることなく一気に読み進められました。
  • 最終回を読み終えた後の幸福感が凄まじく、この作品に出会えて本当に良かったと感じました。キスから広がる人間関係の広がりが丁寧に描かれていて、最高の読後感を味わえる傑作です。

悪い所

  • 途中から新しい魔女が次々と登場しすぎて設定が複雑化し、ストーリーを把握するのが少し大変になりました。初期のシンプルな入れ替わりネタが好きだった私には、少し食傷気味な展開です。
  • ギャグのノリが少し古く感じられる部分があり、人によっては好みが分かれるかもしれません。無理やりキスをするような描写が頻繁にあるため、今の時代だと少し抵抗を感じる瞬間がありました。
  • ストーリーの中盤で少し中だるみを感じる時期があり、魔女探しが義務的に見えてしまったのが残念でした。もっと一人一人のキャラクターとの交流をじっくり描いてほしかったなと思います。
  • 解決方法が力技なことも多く、ミステリーとしての論理的な納得感を求めている時には少し物足りなく感じました。あくまで勢いとノリを楽しむ作品として割り切る必要があるかもしれません。
  • 登場人物が多すぎて、最後の方では影が薄くなってしまうキャラクターがいるのが寂しかったです。魅力的な魔女たちが多かっただけに、全員のその後をもっと詳しく知りたかったと感じました。

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