レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
デキる猫は今日も憂鬱 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
デキる猫は今日も憂鬱
著者: 山田ヒツジ
連載: 月刊少年シリウス
評価: 8.6/10
あらすじ
仕事以外の生活能力が完全に壊滅している崖っぷちOL・福澤幸来。そんな彼女が凍える雪の日に拾い、命を救った小さな子猫の「諭吉」。しかし、その猫は時が経つにつれてすくすくと育ち――気付けば熊並みに大きな二足歩行の巨大猫へと成長していた! 手先が器用で家事万能な諭吉は、今やエプロンをキリッと締め、掃除、洗濯、裁縫、さらには極上の日替わり弁当や晩酌のつまみ作りまで完璧にこなすスーパーハイスペック主夫猫に。自堕落でズボラな幸来に呆れながらも、彼女を徹底的に甘やかし、美味しいご飯で胃袋を掴み続ける諭吉。人間と猫のあべこべな同居生活を描く、読む人すべてを優しく甘やかしてくれる究極のモフモフ日常スローライフコメディ!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 巨大化した猫が二足歩行で完璧に家事をこなすという突き抜けたビジュアルの非現実感を、ただ愛でて癒やされたい人
- 1話完結で短く読みやすく、仕事で疲れた夜の息抜きに気持ちが切り替えられる優しい空気感が好きな人
- 生活能力ゼロの飼い主と有能な猫の逆転した主従関係が生む、温かくて笑える日常漫画が好きな人
向いていない人
- 「有能な猫→ダメな飼い主→癒やし」というパターンに飽きやすく、大きな伏線や物語の転換を求める人
- 巨大猫が普通に社会に溶け込んでいるファンタジー設定に白けてしまい、リアリティを求める人
- ドラマ性・緊張感のある展開を好む人には、ほのぼの日常系ジャンルそのものが合わない
良い感想・レビュー
- 熊並みに大きいのに二足歩行でエプロンをし、家事を完璧にこなす黒猫の諭吉の圧倒的な有能さに一瞬で心をつかまれた。こんな猫が私の家にもいてくれたら、どれほど幸せだろうと夢を見てしまう。
- 生活能力ゼロでズボラな幸来と、呆れつつも彼女を至れり尽くせりで甘やかす諭吉との温かい共依存関係が本当に尊い。お互いを誰よりも大切に思い合っている凸凹コンビの強い絆に、心から癒やされる。
- 諭吉が幸来のために作る、彩り鮮やかで手が込んだ美味しそうな日替わりお弁当描写がいつも食欲をそそる。料理漫画としても完成度が高く、疲れた夜に読みながら自分自身もとてもお腹が空いてしまう。
- 山田ヒツジ先生の描く、諭吉のずっしりとした巨大なモフモフ感や温かい作画がこの作品の最大の魅力だ。エプロンをキュッと締めた愛くるしい姿や、幸来の豊かな表情の変化を見ているだけで毎度落ち着く。
- 重苦しい事件やギスギスした人間関係が一切なく、終始優しい世界観に浸れるのが本当に素晴らしい。仕事で疲れた一日の終わりに、お気に入りの飲み物を片手にのんびりサクサク読むのに最高の作品だ。
悪い感想・レビュー
- 幸来がだらしなさすぎて、掃除から食事、家計簿まで完全に諭吉におんぶに抱っこなポンコツさに少し呆れた。幸来のために健気に働く諭吉が便利にこき使われているように見えて、不憫に感じる瞬間がある。
- 基本的に「幸来が疲れて帰る→諭吉が美味しいご飯で癒やす→巨大猫を隠すための軽微なドタバタ」の繰り返しが多く、展開がワンパターンでマンネリに感じた。何巻も読み進めると、お約束の退屈さがある。
- 一話完結の日常コメディなので、なぜ諭吉がこれほど知性と巨大な体を得たのかという設定の謎に迫るストーリー展開が皆無だ。続きが気になるハラハラ感や本格的なドラマを求める私には少々物足りない。
- 巨大猫がエプロンをして一人でスーパーで買い物をし、周囲が普通に受け入れているという非現実的すぎるご都合設定に白けてしまった。もう少しリアリティのある動物ほのぼのストーリーを期待していた。
- 劇画グルメ漫画のような細かく書き込まれた食事シーンに比べると、料理のデフォルメされた作画タッチに少し物足りなさを覚えた。美味しそうな解説はあるが、もう少し写実的でクリアな描写が欲しかった。
良い感想・レビュー
悪い感想・レビュー
熊並みに大きいのに二足歩行でエプロンをし、家事を完璧にこなす黒猫の諭吉の圧倒的な有能さに一瞬で心をつかまれた。こんな猫が私の家にもいてくれたら、どれほど幸せだろうと夢を見てしまう。
幸来がだらしなさすぎて、掃除から食事、家計簿まで完全に諭吉におんぶに抱っこなポンコツさに少し呆れた。幸来のために健気に働く諭吉が便利にこき使われているように見えて、不憫に感じる瞬間がある。
生活能力ゼロでズボラな幸来と、呆れつつも彼女を至れり尽くせりで甘やかす諭吉との温かい共依存関係が本当に尊い。お互いを誰よりも大切に思い合っている凸凹コンビの強い絆に、心から癒やされる。
基本的に「幸来が疲れて帰る→諭吉が美味しいご飯で癒やす→巨大猫を隠すための軽微なドタバタ」の繰り返しが多く、展開がワンパターンでマンネリに感じた。何巻も読み進めると、お約束の退屈さがある。
諭吉が幸来のために作る、彩り鮮やかで手が込んだ美味しそうな日替わりお弁当描写がいつも食欲をそそる。料理漫画としても完成度が高く、疲れた夜に読みながら自分自身もとてもお腹が空いてしまう。
一話完結の日常コメディなので、なぜ諭吉がこれほど知性と巨大な体を得たのかという設定の謎に迫るストーリー展開が皆無だ。続きが気になるハラハラ感や本格的なドラマを求める私には少々物足りない。
山田ヒツジ先生の描く、諭吉のずっしりとした巨大なモフモフ感や温かい作画がこの作品の最大の魅力だ。エプロンをキュッと締めた愛くるしい姿や、幸来の豊かな表情の変化を見ているだけで毎度落ち着く。
巨大猫がエプロンをして一人でスーパーで買い物をし、周囲が普通に受け入れているという非現実的すぎるご都合設定に白けてしまった。もう少しリアリティのある動物ほのぼのストーリーを期待していた。
重苦しい事件やギスギスした人間関係が一切なく、終始優しい世界観に浸れるのが本当に素晴らしい。仕事で疲れた一日の終わりに、お気に入りの飲み物を片手にのんびりサクサク読むのに最高の作品だ。
劇画グルメ漫画のような細かく書き込まれた食事シーンに比べると、料理のデフォルメされた作画タッチに少し物足りなさを覚えた。美味しそうな解説はあるが、もう少し写実的でクリアな描写が欲しかった。





