レビュー著者: 漫画よしあし
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頭文字D の感想と評価(良いところ、悪いところ)
頭文字D
著者: しげの秀一
連載: 週刊ヤングマガジン
評価: 8.5/10
あらすじ
群馬県の山奥に住む高校生・藤原拓海は、車の知識もなく普通の豆腐屋の息子だった。しかし父・文太の指示で幼い頃から峠道でハチロク(トヨタAE86)を運転し続けた拓海は、本人も気づかぬうちに驚異的なドライビングセンスを磨いていた。ある日、地元の走り屋チームとのバトルをきっかけに、拓海の才能は開花する。秋名の峠から始まり、各地の強豪チームを次々と破りながら「最速の走り屋」として名を馳せていく拓海の成長と、仲間や恋愛を絡めたドラマが丁寧に描かれる。1995年から2013年まで週刊ヤングマガジンにて連載され、累計5600万部を超えた伝説的カーバトル漫画。車の知識がなくても楽しめる、普遍的なスポーツ成長ストーリー。
良い所
- 車には全然興味がなかったのに、この漫画を読んだら気づいたら車好きになっていた。敵がかわるがわる登場してバトルが続く王道展開が気持ちよく、一気読みしてしまった!
- 電気自動車の時代になった今でも、この漫画の影響でパンダトレノを見かけると胸が熱くなる。あの頃の情熱が蘇ってきて、懐かしさで涙が出そうになる最高の作品だ。
- 車のことは正直何もわからないけど、とにかく面白い!漫画でこんなにスピード感を表現できるとは圧巻で、読んでいる間はずっと興奮しっぱなしだった。
- 車に全く興味がなかったのに、キャラと車がセットで自然に馴染んでいくから、気づいたら物語にすっかり引き込まれてしまっていた。登場人物が皆愛おしい。
- 18年もの長期連載なのに、最後まで面白さのテンションが一切落ちなかった。これほど長い期間ずっと読者を引きつけ続けた作品は他に思い当たらない。
悪い所
- 絵柄が独特というか、正直古くさくて最初は読みにくかった。慣れてくると気にならなくなるのだが、現代的な作品と比べると絵のおっさんくさい雰囲気は否めない。
- 女の子キャラの描写がどうしても気になる。メインヒロインたちの扱いが雑に感じられて、せっかく良いバトルシーンがあるのに、恋愛パートでテンションが下がってしまう。
- 最終巻の終わり方がやや唐突で、もう少し丁寧に描いてほしかった。18年間追いかけてきた分、感動的な大団円を期待していたので、あのあっさりした締めくくりは少し残念だった。
- 恋愛エピソードが中途半端に終わっているものが多くて、せっかく感情移入したキャラの関係が最後まで描ききられず、消化不良に感じてしまう部分があった。
- 長期連載のためか、途中で展開がやや単調に感じる巻もある。同じような峠バトルの繰り返しが続く時期があり、少し飽きそうになったのは正直なところだ。




