レビュー著者: 漫画よしあし
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ふらいんぐうぃっち の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ふらいんぐうぃっち
著者: 石塚千尋
連載: 別冊少年マガジン
評価: 8.8/10
あらすじ
魔女見習いの少女・木幡真琴が、修行のために青森の親戚の家へ。豊かな自然と優しい人々に囲まれ、時折魔法を織り交ぜながら過ごす、のんびりとした日常が始まる。弘前の美しい風景と津軽弁、そして不思議な現象が心地よく溶け合う、心癒やされるファンタジー作品。日々の喧騒を忘れさせてくれる、現代のオアシスのような日常ドラマ!
良い所
- マンドレイクを引き抜いた時の千夏のガチな恐怖顔に、僕は腹の底から笑いました!日常にシュールな魔法が溶け込む空気感に心が最高に解きほぐされました。青森の自然の描写も本当に美しくて最高です。
- 花の足跡を残して春を運ぶ『春の運び屋』の不気味かつ穏やかな姿。独特のセンスに、俺は自分も倉本家に居候しているような幸福感で満たされました。運び屋の歩いた後の花を見るのが楽しみです!
- 真琴たちの温かな津軽弁の響きに、僕は心が温かくなって何度も号泣しました!激しいバトルのない穏やかな世界に、私は日々の喧騒を忘れてどっぷりと浸かることができました。倉本家の食卓に混ざりたいです。
- 誰一人傷つけない、優しい人々だけの安心感に包まれた世界観。真琴の天然な行動を見守る周囲の眼差しに、私は人間関係の美しさを再確認して胸が熱くなりました。魔法が日常にある幸せを感じます。
- 野菜の収穫や雪かきといった青森の四季の暮らし。何気ない日常の喜びを描く姿勢に、俺は深い安らぎを感じて至福の時間を過ごせました。真琴の何でもない一日をずっと眺めていたくなるような温かさです。
悪い所
- 物語の起伏が穏やかすぎて、ドラマチックな展開を求めていた俺には物足りなかったです。何も起きない日常に、私は途中で焦れるようなもどかしさを感じてしまい、少し退屈に思ってしまう場面がありました。
- 刊行ペースが年に一度と非常に遅く、新刊を待つのが正直しんどいです。前巻の内容を忘れてしまい、僕はもどかしさでヤキモキしてしまいました。ファンとしてはもっと頻繁に読みたいのが正直な本音です。
- 津軽弁が本格的すぎて、標準語圏の私には解読不能な部分がありました。雰囲気は最高なのですが、文脈を追うのに立ち止まるのが不便で残念でした。もう少し分かりやすさへの配慮を期待していました。
- 魔法の設定が地味すぎて、壮大なファンタジーを期待していた僕には食い足りなかったです。もっと派手な魔法を期待していたので、少し期待外れに感じてしまい、物足りなさが残ってしまったのが残念です。
- キャラが純粋すぎて、現実の人間関係に疲れている俺には眩しすぎると感じることがありました。あまりの美しさに不条理な疎外感を抱いてしまい、素直に楽しめない瞬間があったのが自分でも悲しいです。





