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無能なナナ の感想と評価(良いところ、悪いところ)

無能なナナ

無能なナナ

著者: 古屋庵るーすぼーい

連載: 月刊ガンガンコミックス

ジャンル: サスペンス心理戦

評価: 8.4/10

あらすじ

特殊能力を持つ少年少女が集められた孤島の学園で、能力を持たない少女・ナナが「人類の敵」を暗殺する使命を背負い、仲間を欺きながら生き抜いていく物語。友情と裏切り、心理戦が交錯するサスペンス作品。

良い所

  • ナナの二面性が巧みに描かれていて、緊張感が途切れず最後まで引き込まれた。
  • 心理戦の描写が秀逸で、次の展開を予想できずワクワクした。
  • 作画が綺麗で、キャラクターの表情から緊迫感が伝わってきた。
  • 一見明るい学園ものから一気にサスペンスへ転じる構成が面白かった。
  • 裏切りと信頼のテーマが深く描かれていて、読後に余韻が残った。

悪い所

  • ストーリー展開が極端で、現実味に欠ける部分があった。
  • 同じような心理戦が繰り返され、ややマンネリを感じた。
  • キャラクターの掘り下げが浅く、感情移入しづらい場面があった。
  • 説明的なセリフが多く、テンポが遅く感じる巻もあった。
  • 暗い展開が続き、気軽に楽しむには重すぎる印象だった。

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