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約束のネバーランド の感想と評価(良いところ、悪いところ)

約束のネバーランド

約束のネバーランド

著者: 出水ぽすか白井カイウ

連載: 週刊少年ジャンプ

ジャンル: ミステリーサスペンス心理戦ダークファンタジー

評価: 9.3/10

あらすじ

『約束のネバーランド』は孤児院“グレイス=フィールドハウス”で育つ子どもたちが、養育者の“ママ”によって恐るべき真実――鬼の“食用児”として育てられている現実を知ってしまうことから始まる衝撃のサスペンス漫画です。主人公エマ、ノーマン、レイらが命がけで脱獄計画を練り、外の世界での生き残りを懸けた戦いに挑む姿を描き、緻密な伏線と心理戦が続くダークファンタジーです。完結済みの原作は高く評価されています。

良い所

  • 1巻を読み始めた瞬間から緊迫感が凄まじく、気付いたら最後まで一気読みしていた。
  • 伏線の張り方が巧みで、展開ごとに予想を覆される衝撃の連続だった。
  • エマの“みんなを救いたい”という強い想いに私は深く惹き込まれて、何度も胸が熱くなった。
  • ノーマンやレイの頭脳戦がとにかく見事で、ページをめくる手が止まらなかった。
  • 可愛い絵柄とは裏腹のダークな世界観とのギャップが強烈で、読み終えた後も余韻が残る作品だった。

悪い所

  • 序盤のグレイス=フィールドハウスの“幸せ感”が強すぎて、真実に気付くまでの落差に戸惑いを感じた部分があった。
  • 一部で脱出後の展開が複雑すぎて、ついていくのが少し大変だった。
  • 鬼や世界設定についての説明が断片的で、最初は世界観を把握するのに苦労した。
  • 後半の展開で何度も絶望を味わい、心がズシリと重くなる章が多く、気軽に読み進められない場面もあった。
  • 途中のストーリーで一部キャラの行動意図が分かりにくく、動機に納得感が持てない箇所もあった。

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