レビュー著者: 漫画よしあし
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ルパン三世 異世界の姫君 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
良い所
- 最初は「ルパンで異世界?」と半信半疑でしたが、読み始めたらルパン一味のキャラクターが完璧に再現されていて、一気にファンになりました!どんな世界に行っても、ルパンはルパンのまま。その安心感が堪りません。
- 次元のマグナムが魔法を撃ち抜き、五ェ門の斬鉄剣がドラゴンを一刀両断する。そんな「もしも」の光景が、内々先生の美麗な作画で実現していることに、ルパンファンとして言葉にできない興奮を覚えました!
- 異世界の住人たちに対して、ルパンが独自の美学と泥棒の技術で問題を解決していく展開が本当に爽快です。異世界の王国の陰謀さえも、ルパン一味にとっては「次のお宝」に過ぎないという余裕が最高にかっこいい。
- 不二子ちゃんの魅力が異世界でも遺憾なく発揮されていて、モンスター相手に翻弄する姿には、やはりこの女には敵わないと思わされました。彼女がいるだけで、物語に華やかさと危うさが加わって最高に面白いです。
- 銭形警部が異世界の騎士たちと共闘(あるいは対立)するシーンの熱量には、思わず拳を握りしめました!とっつあんの執念が異世界の理さえも超えていく。スピンオフとして、これ以上ないほど完成度の高い傑作です。
悪い所
- 「また異世界ものか」というジャンルへの飽きを感じている人にとっては、設定そのものがハードルになってしまうかもしれません。中身はしっかりルパンですが、導入部分のテンプレ感に抵抗を感じる可能性はあります。
- 魔法などのファンタジー要素が強すぎるため、ルパン三世特有の「現実的なガジェットやトリック」を使った泥棒活劇を期待していると、少し毛色が違うと感じてしまうかも。あくまでファンタジー作品としての楽しみ方が必要です。
- 一部の異世界のキャラクターたちが、少しステレオタイプで深みに欠けるように見えてしまうことがありました。ルパン一味が強烈すぎる分、現地の住人たちの印象が薄くなってしまうのが少し勿体ないと感じます。
- 物語の進行が少しゆっくりで、一味全員が合流して本格的に暴れ始めるまでが、少しじれったく感じてしまう場面がありました。もっと序盤からガンガンお宝を盗んで回るシーンが見たかった、というのが本音。
- アニメなどの既存のシリーズの作画イメージが強い人には、内々先生の今風で綺麗な絵柄に、最初は少し違和感を抱くかもしれません。慣れてくれば非常に丁寧で迫力があるのですが、好みが分かれる部分かもしれません。





